この世界同時株安が示すもの。
やはり世界的な金余りがこの相場を押し上げていた
ということを証明したのではないでしょうか。
日経平均のこの一週間の下げ幅、バブルがちょっぴり
はじけた感じがしてならない。トレンド転換点かも
金余りに関して円キャリートレードがよく言われるが、
もうひとつ忘れてならない要素がある。
それは、「マーシャルのK」の異常な高さである。
何かというと経済学の用語の一種で世の中に出回ってい
るお金の量とGDP(普段私たちが売買する物やサービス
の額)の比率でこの値が大きいと「金余り」と判断され、
「過剰流動性相場」といわれる一種のバブル相場の元凶と
なる。
現にこの数年、世界中の外貨準備高と世界合計GDPの値
を比べると結構高い!
確かに世界的に景気はいいのかもしれない。
でもこのように余計に相場を上下させる要因があることも
忘れてはならないと思う。
難しい相場になるよこりゃ。
うかつに買いにいけないし、うかつに売れない。
信用買いなんて特に難しい。
お気に入りのハイテクを信用買いで一気に儲けようと皮算用を
企てていたけど、ダメかもしれないな~