2014/10/11
円山第二試合
準決勝
駒大苫小牧
050 110 0 =7
124 300 4x=14
東海大四
7回コールド
【駒】桑田、岡崎、伊藤-只野
【東】大澤-小川
H駒8、東14
E駒2、東1
K駒5、東9
B駒6、東4

準決勝第二ラウンドは2014年度の甲子園出場校同士の対戦
センバツ出場の駒大苫小牧に夏を制した東海大四
ハイレベルの戦いが期待されたのだが・・

先取点は東海大四
1回ウラいきなり3番山本くんがホームランで先制


しかしこれは乱戦への序章にすぎなかった

2回表駒大苫小牧は1死後怒濤の6連打
一気に5点を奪い圧倒的に駒大苫小牧有利な展開に持ち込む


4点差を追うことになった東海大四だが
怯むことなく2回ウラには3連打でお返し
5ー3と差を詰める


そして3回ウラ東海大四は一気の逆転劇
打者9人を送り込み、4点追加
駒大苫小牧内野陣の守備の乱れも手伝い
7ー5と再びリードを奪う


流れを変えたい駒大苫小牧は
センバツでも活躍した伊藤君を3番手に送り込むのだが、
4回ウラ東海大四はさらに追い討ち
1点追加後、6番小川君の2ランが出て、
得点は早くも二桁。



ここまで打撃戦というより自滅戦の様相。
5回終了時で10ー7と3点差はいつどちらに転んでもおかしくない試合
しかし、駒大苫小牧は終始なにかがおかしかった

試合は突然終焉を迎える

6回から何とか立ち直った東海大四の大澤君
それに応えたい打線は7回ウラ
またもや駒大苫小牧の守備の乱れをつく


1死2塁から9番渡瀬君が3塁線へ絶妙のバント
これの1塁送球がそれる間に1点追加
さらに、2番金村君のスクイズも野選を誘い
駒大苫小牧の守備陣は防戦一方


止めは3番山本君が右中間を破るタイムリー2塁打で
この回4点、すなわち14ー7のコールド成立


東海大四は2回に6連打を受けるなど
苦しい試合展開ではあったが
駒大苫小牧の自滅気味の守備に勢いを得てのコールド勝利

旧チームは西嶋君が奮闘するイメージだったが
新チームは打線がここ一番で集中力を発揮することができる

対する駒大苫小牧、守備を中心に課題が多すぎて長い冬になりそうだ
佐々木監督の苦悩が目に浮かぶ・・