皆さんこんにちは
宮城選挙区の小野寺五典議員が震災の裏側について語っていた動画をUPします。
ケイタイでは機種によっては動画を観れない、あるいは削除されると思い 
頑張って書きお越しましたよ(>_<)
疲れたけど、永久保存版にしたいくらいのデキだと思う。
【拡散希望、リンクフリーです】※文章グダグダだから、各自手直ししてください。

youtube版 http://www.youtube.com/watch?v=zw1SA0SF3SI



ニコニコ動画版 http://www.nicovideo.jp/watch/sm14098254




地震直後 小野寺議員は現地の状況を得ようと気仙沼市長に連絡をいれた。
気仙沼市長「電気が途絶えてテレビも見れない。
      電話も繋がらない、まったく状況がわからない、教えて欲しい。」
小野寺議員「(NHKを見て)津波がくる! 非難してくれ!」
唯一生きていたtwitterで現地に避難指示を出し、これによって助かった人もいたという。

南三陸町の友人から「町長が屋上に取り残されている自衛隊に助けて欲しい」のメールが入る。
後に、屋上よりさらに高い建物の上に30人ほどいたが、津波が去った後8人しかいなかった。
必死で手すりにしがみ付いて難を逃れた8人のなかに町長がいたのでほっとしたと言う。

津波によって重油タンクが油が流出、引火によって周囲の家屋は炎上。
2日間燃え続けたが当時の東京消防庁の対応は早かった。
また医療チームなど自治体の対応も早く、すぐに自衛隊及び米軍がやってきたが
政府からの(与党の)対応は殆どなかった。

全国から支援物資が届き、現在では充分であるという。
事態は徐々に落ち着いてきたが、今度は仕事の心配が問題となってくる
経営の問題、工場がない、仕事がないなど雇用の問題が出てきた。

ある人の訴えでは やっと繋がったケイタイでハローワークに電話したが
ここに(おそらく仙台)は数百人の雇用があるという。
登録には現地のハローワークに行ってくれというがそのハローワークが被害にあって「無い」。
「2000枚の書類申請が必要なので仙台に来い」という。
小野寺議員は激怒し、所長に避難所まできて書類の作成を命じた。

自衛隊によって遺体が発見され、安置所として近隣の学校に運ばれたが
あちこちに点在して徒歩では何日もかかる。しかし移動の手段がない。 
そのために車を購入したくても、書類が揃わず販売できない。警察も役場も無いのだ。 
販売する側も購入する側も、縦割り行政の中で矛盾にあえいでいる。
小野寺議員は政府に訴え10日たってやっと書類が不備でも買えるようになったという。

いまでも避難民は20万人近くいる。 
電気もガスも水道もない中で避難した人は明日の不安を抱えているのに
政府もメディアも原発ばかりに関心が集まり、人がおざなりになっている事を
全国の人に知ってもらいたいと小野寺議員はいう。 

仮説住宅の場合も問題がある。
内閣府の役人に来てもらい質問しても彼らは説明出来なかった「それは国土交通省の担当です」
国土交通省の役人に聞くと、「6週間でできます」という。
仮設住宅には何が付いているのか?役人は説明できない。生活には家具だけでは不十分だ。
家電製品も必要になってくるが被災者には収入がない。どうするのか?と聞いても答えられない。 
小野寺議員が役人に対して「助成金などの予算はある」と説明したという。
役人は知らなかったのだ。

三陸沿岸は水産基地でもある。沿岸には漁業関係の工場や冷蔵倉庫が多数あるが、
冷蔵庫も被災して電気がとまり、保管している魚や加工品などが腐り始めている。
これは猛烈な悪臭を放つ。早急に対応しなくてはならないのに政府の動きは遅い。
小野寺議員は水産庁と環境省と協議して 魚、及び加工品は海洋投棄に、
トレーやラップはゴミとして廃棄できるよう区分した。

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ここから さらに注目すべき点が出てくる。

しばらく震災の現地ではガソリンや物資の不足が指摘されたがその理由が明らかになった。
議員が現地に行くとガソリンスタンドが閉まっている。
政府が「緊急車輌しか給油させるな」と指示をだしていたという。
肝心の緊急車輌が津波に流されて「無い」のにもかかわらずだ。 
存在しない緊急車輌のために給油できないのはどう考えてもおかしい。

問題はさらある。当時、政府は高速道路は緊急車輌しか通れないようにしていた。
救急、消防、自衛隊車輌しか通行できず ガソリンや灯油を積んだタンクローリーは
通行できなかった。そこで自民から各省庁へ働きかけ許可証なしで通れるようにしたのだ。
政府(現内閣)では何もできない、指示できない。
政治主導でも官僚主導でもない 議員主導で被災者支援、復興支援が行われているのが現状だ。
現地では 与党野党関係ないと小野寺議員はいう。

また議員は被災者に関しては津波によって失われた家屋、津波によって引き起こされた火災には適応されないと訴える。津波でながされた瓦礫の処分も問題だ。市町村が瓦礫の撤去を行い国が費用を出すシステムを政府に働きかけ作ってもらった、早急に新たな立法措置をつくることが必要と述べている。

各省庁の意思疎通が上手く行きはじめた理由として、支援について2度官邸を訪れたが 原発の問題が色濃く、なかなか進まない。ならば、支援の窓口を作ってくれと自民からお願いにいったという。
その窓口は仙谷が担当することなり、自民党・大島氏が間にはいってやっと動きだしたというわけだ。

首長が「いろいろな要請は自民党に入れたほうが早い」という理由は
要請を自民党が集積し、政策をつくり、まとめあげて仙谷~官邸に渡しているからだ。
現在も陳情・要望は自民党に集中している。シンクタンク(頭脳)は
むしろ自民党にあるのではと議員は付け加えた。 
棺(ひつぎ)も阪神淡路大震災から得た教訓として自民党が手配した、
原発・津波と政府も大変だろうから原発に集中して欲しいと議員はいう。


司会者
「現地では権限を持つ司令塔が必要ではないでしょうか?災害担当の大臣が常駐し、
復興に際し的確な指示を出すべき。阪神淡路大震災では村山首相は小里大臣を現地に置き
独自に判断してくれ、責任は私がとると言っていました。」

【当時、村山首相は自民党の小里貞利氏を直ちに震災担当大臣に任命。小里氏は優れた判断力と持ち前の行動力で震災対策の陣頭に立った。この小里担当相に対して、村山首相は、思い切って人事と予算を含めたほぼ全権を任せたのである。】http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/diamond-20110401-02/1.htm

今回、政府は松本大臣を現地に行かせているが、松本大臣に全権があったのだろうか
閣僚や大臣クラスの人間は出向いていない。役所がすべて縦割り行政になっている。
リーダーシップをとれる人間が、現場で即決・即断できる人間が必要である。 

原発担当大臣がなぜ現場で陣頭指揮を取らないのか、復興支援に対しても権限のある大臣を
なぜ現地に置かないのか、最前線を作っていないと批判している。
時折視察に来てはいるが 本当に復興する意思があるのだろうか疑問を投げかけている。
与党野党問わず、権限をもち現場の責任者として(願わくば被災地出身の方にお願いして)
復興に当たらなければ、上手くは進まないはずだ。

東日本大震災の被害は 北は青森から岩手、宮城、福島、
果ては栃木、茨城まで広範囲に及んで大変だとは思う。
復興が大事ではあるが、それと同時に被災者の方の仕事を考えなくてはならない。
議員によれば、三陸沿岸の漁場はそれほど痛んではいないと言う。
「漁業も道具があればいい、流通のシステムが機能していれば復興は早い。
どうか、船を与えてください、支援してください。そうすればもう一度納税できるのです。
生活保護を受けなくてもやっていけるのです」と議員は現地の声を代弁している。


司会者
「菅総理は復興にむけて、『山を削り新たに住宅地を建設して未来のエコタウンにしたい』と発表した。しかし話を伺っていると(総理の話に)非常に違和感を覚える」

解説者
「阪神淡路大震災の時、神戸の港は壊滅的な打撃をこうむり、その結果韓国の釜山にハブ港の地位を盗られてしまった。 全ては時間との闘いで、国際競争に負けないためにも、雇用確保の意味でも全力を挙げるべき」

議員によれば、三陸沿岸の漁場はそれほど痛んではいないと言う。
「漁業も道具があればいい、流通のシステムが機能していれば復興は早い。
どうか、船を与えてください、支援してください。
そうすればもう一度納税できるのです。生活保護を受けなくてもやっていけるのです」
議員は現地の声を代弁している。

最後には被災した外国人についてもふれ、無くなった米国女性のことや
津波でパスポートを無くした中国人について大使館との協議、空港までのバスの手配など
すべて自民党が行っていたことを主張した。
このことについて外務省が消極的であったこと、さらに最近問題となった
フランスからの防護服を放置していた件についても官邸、外務省の不手際を指摘していた  
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スミスから

話を聞いていて思ったのは「どんだけ民主党は無能揃いなんだ」
震災の支援や復興のみならず、陳情や情報の集積など全部自民党がやってたんじゃないか!
震災は広範囲でしかも原発が想像以上に深刻な状態であるのはわかる。
民主(厳密にいえば、菅、仙谷、他)は原発しか担当してないってこと。
その原発もこのザマだ。 情報を的確に出さず、海外からの信用を失った。
原発を推進したのが自民であったとしても、現状がこれでは
もはや処理能力は皆無と判断せざろうえない。
復興利権を狙って政権にしがみつき、原発の責任を自民にも被ってもらおうと画策しているらしいが、もう、無理だ。 今すぐにでも全閣僚は辞職し与野党問わず 優秀な人材をもって復興・再建に望まなければ日本は本当に終わってしまう。