大分県臼杵市にある創業明治38年の老舗料亭が、
東京は西麻布にお店を出したのは記憶に新しい。
某アーティストの実家ということで知ってはいたのだが、
西麻布に出店したと聞いて行ってみたいなぁ・・・と
漠然に思っていた。
すると折角この時期だけだし、ということで河豚を食しに
行く機会が。今回ミシュランに載ったので予約取りづらいん
だろうなぁと思ってはいたけれど、無事予約成功。感謝です。
西麻布4丁目のマンションの一角にお店はあるのだが、
看板が見えてからのアプローチはなかなか良い。
え?ここ?と思いながら進むと、意外と開けた地下が
目の前に広がる。開放感あるエントランスが見え、降りていくと
女将さんが迎えてくれた。
個室と割烹のように料理人と対面したカウンターがあるようだ。
瓶ビールを頼んで、いざ河豚を。
前菜
筍土佐煮 豚味噌煮 蕗
うるい烏賊黄味醤油がけ
野蒜 花山葵浸し青のり
貝柱菜花昆布〆 このわた
温物
白菜の擂り流し
造り
ふぐ刺身
厚めに引かれていて歯ごたえがあり美味。
こんなに旨みがあるものかと思わせる。
女将さんに「河豚の肝は法律上食用禁止なので、鮟鱇の肝に
なるんですが・・・後で雑炊にかけると美味しいので少し
取っておくのをお勧めします」と言われる。
揚物
ふぐから揚
凌ぎ
黄飯白子寿司
鍋
ちり鍋
作って取り分けてくれます。
丸餅を見ると、田舎を思い出すなぁ・・・。
食事
雑炊、香の物
女将さんが美味しいの作ってきますからね♪と一旦鍋を下げて
再び厨房から供される。このままでも美味しいのだが、さきほど
残しておいた鮟肝をかけるとこれまた・・・!
食後
わらび餅
自家製らしいです。美味しい♪
最初から最後まで女将さんが対応してくれた。
非常に気さくな方で、気を遣って頂いて良い時間を過ごせた。
スタッフ同士の連携プレイが心地よく、その度にお互い
「ありがとうございます」とスタッフ同士で声かけをしていたのは
非常に素晴らしいことだと思った。
お見送りも丁寧にして頂きありがとうございました。
河豚の季節が終わっても、関サバ、関アジ、夏にはおこぜが
あるらしいです。今度はおこぜを食しに来たい!!
http://www.usuki.info/yamadaya/
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- やんばい市場