先日のイベントに来られたお客様、
ものすごい汗でした。
頭のリンパを流そうにも、お気の毒な位の汗で、ご本人様も気にされていらっしゃいました。
汗がすごい、という個とは、カラダに水分が多すぎて、
出そう、排出しようとしている自然現象です。
水分の摂りすぎが考えられます。
いわゆる水毒(すいどく)ですね。
どういうことかというと、漢方医学 において、人体に水分が溜まり、
排出されないことによって起こるとされる諸々の症状のこと。
その方はあきらか、むくみがでています。
全体的にぽっちゃりですが、手も肉がついているというより、
むくんでいます。
むくみ=リンパの流れが悪い
その方は水分をたくさん摂るの健康にいい、と信じていたようです。
整体に行ってマッサージをマメにうけられるとのことですが、むくみは解消しないとのこと。
むくみは、マッサージだけでは解消されません。
リンパ節までリンパ液を流すリンパマッサージが必要ですね。
整体に行って
「もう、これ以上お水は飲めません。」
と訴えたところ、
「水分が足りないから飲めない、もっとがんばりましょう。
水分をとれば、それによってカラダのお水が押し出されます。」
と、間違った常識を伝授されたようです。
御気の毒に、、、。
人間の体の約70%は水分をしめているので、水はとても大切なものです。
水分をとることで、副交感神経を活性化し、リラックスできるというメリットもあります。
しかし、健康に良いからと水を飲みすぎることから、
体内に水分がたまって排泄が悪くなり、病気が増えてしまうようになりました。
水は必要ですが、とりすぎは害をなします。水分のとり過ぎには注意が必要です。
水分のとりすぎや冷たいものの飲み過ぎで、体にたまった水が体を冷やし
胃腸機能を低下させます。めまいや下痢や吐き気・嘔吐、
アトピー、むくみなどの症状があらわれます。
偏頭痛やくしゃみ・鼻水も水毒が原因です。
血液中の水分が増えすぎると、血液全体の量が増えます。
増えた血液を送り出すために血圧が高くなります。このことによって、脳出血を引き起こすこともあります。
また、水というものは、カラダを冷やすので、
ますますリンパ液の流れが悪くなります。
基本的に喉が乾いたら飲む、
乾かない時は、気にしない、ということです。
間違った健康常識に振り回されないことも大事です。