どうしても観たくて
当日券に並びました。
屋台村でモンゴルパン
古着も買ってしまった。
屋台村満喫してるうちに
開場の時間
維新派
『アマハラ』
@平城宮跡
大きな船が設営され
舞台の後ろには
生駒山が突き抜けて見える。
海のない奈良に船。
どこにもいけないのだけど
どこにでもいけるような気持ちになって
心がざわざわ。
昨日はとても寒くて
もちろん防寒していったのだけれど
ときどき吹く風が
肌につきささる
その寒さや風すら
本当に船に
ゆられてるかのような
錯覚にさせられた
自分がどこにいるのか
どこに、向かうのか
問われるようで
痛くて、変てこで、怖くて
泣いてしまった。
「ここからここまで1間、2間」
個人と故人との距離も
たかだか1間くらいだと
大きくふみだしたら
手を伸ばしたら
届くようで
私はとても救われた
平城京跡で観れて本当に良かった
ただっ広い
平城京跡に
創られた巨大な船も
屋台村も
来週には消えてしまう
そう思うと帰り際に
また泣きそうになったのだけれど
ここに船が現れたこと
屋台村があったこと
お酒やごはんが美味しかったこと
記憶は生き続けるとおもう
維新派の皆さま
村人の皆さま
素敵な時間をありがとうございます
