瞑想のはじまりは呼吸にこころを寄せそれに気づくことです。
生きる、生き生きしている、生きているのは息をしていることです。
息という文字は”自らの心”と書きます。
呼吸はこころとからだをつなぐ美しい虹の橋です。
呼吸はこころにも属しているし体にも属しています。
呼吸が平らで穏やかなら、自分自身が安らかで穏やかになっているのです。
静かな呼吸を観察してみましょう。
息を吸いながら吸っているときそれに気づきます。
息を吐きながら吐いているときそれに気づきます。
平らな息、深い息、荒い息や浅い息…
自分が今どうであれそのときの息のリズムに注意を向けてそれに気づきをもちます。
どんな時も何をしているときでも”ふと”自分の呼吸に気づきそれを聴きます。
この練習は”こころを今ここに保つこと”のレッスンになります。
この練習は”呼吸と共に何にでも成りきる”レッスンのひとつです。
これは単に思想ではなく現実のものと知るためのものです。
もともとわたしは全てのそのものなのです。
わたしは星であり月であり花なのです。
ひと息吸って ほほ笑む
ひと息吐いて やすらぐ
ひと息吸って わたしは花です
ひと息吐いて わたしは開かれている
ひと息吸って わたしは山です
ひと息吐いて わたしは落ち着いている
ひと息吸って わたしは星です
ひと息吐いて わたしは輝いている
ひと息吸って わたしは清水です
ひと息吐いて わたしは真実を写す
ひと息吸って わたしは大気です
ひと息吐いて わたしは自由な幸せ者