行ってきました。
スピッツ観に。
さいたまスーパーアリーナまで。
娘といっしょにね。
実は、金曜日の夜から土曜日の朝まで、
久しぶりに「緑の芝生」を四人で囲んでいたもんで、
土曜日一日、寝たり起きたり・・・みたいな不規則な一日で、
今日も(すでに昨日ですけど)、昼前まで寝ていて、
それはもう自堕落な、
これから大事な戦い?があるというのに、ぐずぐずな日曜日だったわけです。
それでも、三時前には電車に乗って、
一路さいたま新都心まで。
イベントとか仕事では何度も行ってる「さいたまスーパーアリーナ」ですが、
プライベートで行くのは初めて。
開場16:30なもんで、少し時間があったので、
蜜に群がるアリのように、
グッズ売り場に吸い寄せられて行きました。
画像があいかわらず悪いんだが、
ツアーパンフ。
かわいいね。
ストラップとキーホルダー。
それぞれふたつずつ買って。
ストラップは、妻と娘用。
キーホルダーは私とボクチン用。
さらに、
すいません。
実物はすでに装着されているため撮影不可能で、
あいぽんのケース。
2500円也。
ただのプラスチックのケースですが・・・・
今まで愛用していた「アマゾンで220円」のケースと比べても、
耐久性、使用感とも、段違いにチャチ!!!
しかーし、
作りがチャチだろうと、落としてすぐに割れてしまおうと、
そんなことは問題ではない!!!
これは「お布施」ですから!
ありがたくいただかねば。
戒名料に数十万支払うようなものですよ。
そんなワケで、
さっさとグッズを手に入れ、
娘と二人、アリーナに入っていったわけです。
座席は、もともとチケット申し込んだのが遅くて、
期待していなかったんだけど、
意外にもステージを近く見下ろせる席で、
「お、これならOK」という感じ。
セットリストはたぶん誰かがアップしてくれるでしょうから、
あえて書きませんが、
「とげまる」を中心に、古いなつかしいのもやってくれたよ。
私的には、
「ガーベラ」「猫」「ロビンソン」だけでも充分満足したぜよ。
さらに「冷たい頬」。
札幌時代の雪解けの景色を思い出したよ。
そして、さいたまですから、「大宮サンセット」。
全部歌えるぜ・・・って、あたりまえか・・・・みんな歌ってたし。
マサムネ、元気かな、と心配もしていたんだが、
とても声が出ていて、「あー、よかった」と安心したよ。
最後、メンバー紹介の時、
田村君がステージの袖に引っ込んだまま、
しばらく出て来なかったんだが、
その時、スタッフがウチワで一生懸命あおいでいる姿が見えたんだよね。
たぶん田村君は酸欠か脱水症状だったんじゃないかと。
激しく飛び跳ねてたからね~
やるな、40代。
娘も「あの跳躍力はすごい!」と感心していたし。
「日曜日なのに、夜の人気ドラマもあるのに、来てくれてありがとう」とか、
「トラバントという曲ですが、実は、もともと『シャラポワ』というタイトルだったんです。
負けちゃったけどね」とか、
タイムリーな話題も交えて、余裕のMCだったよ。
スピッツファンを公言しているわりに、
約10年ぶりの参戦だったんだが、感じたことが三つ。
ひとつ目。
スピッツ、全然変わってない。
私と娘のひとつ前の席には、
たぶん60代のご夫婦がいて、当たり前に手拍子したり、歌ったりしてた。
たぶん10年後も20年後もおんなじような光景が見られるのだろう。
スピッツ自身が変わらないからね。
進化はしているんだけど。
ふたつ目。
大ロックバンドだね。
曲も演奏も余裕。
マサムネ、伸びやかに歌ってたし。
一方で、
MCが初々しすぎる。
新人バンドか。
まさに、去年恵比寿のライブハウスまで観に行ったデビュー直後の新人バンド並。
いや、笑いも取れているんだけど、朴訥すぎるぞ、40代なのに。
そんなところも逆に大物の余裕ですな。
大きなハコで観たからかもしれないが、
もし日本語のわからない外国人が、このコンサートに来て彼らの曲を聴いたら、
私が初めてCold playを聴いた時のような衝撃を覚えるんじゃなかろうか。
詩はわからなくても、独自のすごい世界観を感じるんじゃなかろうか。
そんなおおげさなこと感じたよ。
そして、三つ目は、
スピッツ、客層がよすぎる!! (私も含めて、ね)
なんかどこをどう見渡しても、悪い人がいなさそう。
いや、いない。
娘といっしょだったんだけど、
娘の落としたノートを拾ってくれたり、
トイレ行くときも、すぐに席譲ってくれたり、
あちこちにホスピタリティを感じたね。
ま、とりあえず、感想文は以上です。
また続きを書くかもしれんけど。
娘の提案で行ったようなもんですが、
行ってよかった。
なんか時間がたつにつれ、じわじわと感じるものがあるな。