本の読み方 | きょうごくのブログ

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京都山科にて「CAFE&BAR BARRACUDA」の代表をするかたわらでフレアバーテンダー「KYO-GOKU」として活動する日々の奮闘日記を中心にお送りします。

しばらく本を読む機会も時間もないので読んでないのですが、読みたい小説。


東野圭吾の「秘密」です。
今、(録画やけどね)ドラマでやってるので観てたのですが、面白いというには失礼なくらいDEEPで人間味の溢れる脚本で、どういう感性でこういうのが書けるのだろうと感じています。

当たり前の人間の理性や本能を周到しながら、その関連性などを作るのはほとんど才能でしかないと思います。クリエイティブって評価してる人がいるのかどうかは知らないですけど、在り来たりのストーリーの裏切り方と緻密な心の描写は◎です。


ドラマだと、佐々木蔵ノ助さんの演技に引き込まれすぎるので、ぜひ自分のイメージで小説を読みたいと思わせる作品だと思いました。


「白夜行」「手紙」等の原作などと読みましたが彼の書く人間ドラマは当たり前の事を平凡に生きている僕などに突きつけてきます。
誰もが口に出きず、生きているような事を、ダイレクトに作品を通じて考えさせられてしまうので、機会があれば読んで他の作品も読んでみようと思います。



いいですね。深夜枠のドラマ。来年からは城アラキの「BARTENDER」なんですと・・・主演の誰?彼には期待はしてないですけどね(笑)頑張ってほしいです。いい意味で裏切って欲しいですよね。

「秘密」に話は戻りますけども、心と体は一つなのだと・・・


それは、夫婦間の関係においてもという深いテーマで、


僕には考えさせられる事がとても多く、決してエロではなく、心はどこに通じるのか?体はどこに通じるのかという大真面目な話です。



僕が大好きだったTOPを降りると決めた理由がこの・・・
「心と体は一つしか持ってないので無理です」でした。
まだ、当時の僕には若すぎました・・・




何をどう見ようと、どう読もうと勝手ですが、僕はそこに自分の考えや環境、思想をどう重ねるのが重要だとも思います。

誰かが作ったモノをどーだこーだ言うのは別にして・・・


そこから見えたものをどう感じるかだと思うんです。





どーせ、難しいとか、面倒とか、分からないと言われるんがオチ。
それでも、一生懸命書いては、琵琶湖の綺麗な朝焼けを見れるんだよ。



俺には俺にしか見れない空があるの知っておいてくれな。