さあ、乗船だ。乗船するとみんな何故か左側に陣どっている。パイプ椅子もみんな左側が埋まる。自衛官に聞くとやはり観艦式は左側から見れるからだそうだ。早速、左側前方の縄を掛ける杭みたいなのを椅子替わりに陣取った。出航の7時30分から13時20分まで居座ることとなる。出航するまでは、試験艦あすかの方がデカいから、あっちの方がいいなあと思っていたが、さにあらず、大きく編隊は3つに分けられるのだが、観艦編隊、観艦編隊を補助する部隊、それらを迎える部隊。あぶくまは、菅直人副総理が乗船するくらまの2つ後方を走行するのに対し、あすかは補助する部隊。観艦式はくらまを中心とし披露するから、あぶくまの方が良かったわけだ。船体が小さく波が高かったため、船酔い者続出したし、甲板の上では波飛沫を頭からざっくり十数度かぶることにはなったが。続く