離婚件数は、平成26年度の離婚件数は約28万5千組。およそ38年前、昭和50年(1975年)の離婚件数の約12万件から比べれると2倍以上に増えています。

 

 一つの現象として、昭和58年(1983年)から平成2年(1990年)までの間は離婚が減少しました。

 バブルの始まる前から終わるまでの時期です。この時期は、夫婦間に不満があっても経済的には恵まれていたので、離婚に至らない夫婦が多かったのでしょうか?

 その後、バブルがはじけると、経済面で不満がつもったのか、増加してしまいました。

 

 しかし、今回の不況の後はなんとなく思うに、我慢に我慢を重ねてきた女性が、景気が上昇することによる雇用の機会の増加により、離婚を決意する女性が増えるような気がします。