イギリスのことわざに、このようなものがあります。
一日だけ幸せでいたければ、床屋に行け。
一週間だけ幸せでいたければ、車を買え。
一ヶ月だけ幸せでいたければ、結婚しろ。
一年だけ幸せでいたければ、家を建てろ。
しかし一生幸せでいたければ、正直になることだ。
このことわざの最初から四つまでは、・・・とか突っ込みたく部分も多々あるのですが、最後の部分は心から賛成です。
この場合の「正直」というのは、単に人にウソをつかないと言う意味ではないような気がします。
思うに、「あのとき、どうして『好き』だって言えなかったんだろう」「なぜあんなことを言ってしまったんだろう」
そう考えてしまうのは、大切なときに「自分の気持ちにウソをついてしまった」からです。
「どうせ、ふられるに決まってるから」「どうせ、やってもムダだし」
そんなふうに言い訳をしながら、大切な気持ちから目をそらさないでください。
正直な気持ちを、決して恥ずかしがる必要はありません。
「君が好きだ」「こらからも、自分と一緒にいてほしい」「どうしても、ビジネスで組んでくれ」
一つ一つの瞬間に自分に正直に生きてください。
その、自信と充実感がこそが、人の気持ちを最も魅了することになるのです。