NHKなどでも講師を務める沖野豊先生の

写真教室@バンコクに参加してみました。

 

レンマイとはタイ語で「遊ぶ(レン)・新しい(マイ)」です。

 

沖野先生はバンコクで写真家をされていた

平河夏さんの先生でもあり

私は平河夏さんの写真が大好きなので

ぜひご教示願いたいと思ったこともありました。

 

私自身にとって写真というのは

旅行ブロガーとして、最低限の

クオリティや枚数は撮るべし。

というものはありますが、

完全に自己流なんですね。

 

基礎くらい勉強しなくてはまずいでしょ、

と、ずっと思っていたんです。

 

なかなか機会がなくてダメでしたが

今回、沖野先生がバンコクで講座をすると知り

開催時期に私もバンコクにいて参加できたので

行ってきました!レポ~。

 

 

【まずは、技術的な学びを得たコト】

 

1時間のコースに参加しただけでしたが

すごく為になりました!!

 

まず技術的なことは

下記のような項目で基礎を勉強しました。

 

・撮影モード(A/P/S/M)

・ISO(感度)

・絞り(ぼかし)とシャッタースピード

・露出補正(明るさ調整)

・ホワイトバランス

・レンズの種類

・構図(基本)

 

 

写真教室に通ったことのなかった私としては

どの項目も、ものすごく勉強になりました。

 

ぼかし大好き!だし

動いているものを撮ることも多いから

シャッタースピードのことを学べたのも良かったし

露出もやっぱり明るい方が好きなので

どういう時にどうなる、が知れて本当に良かった。

 

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(私の長年愛用デジタル一眼、Panasonic GF1)

 

 

カメラっていうものが、

どういう造りになっているかを知ること。

もう、これが全てなのね、と。

 

「なるほどねー!!」と

1人で心の中でうなづきまくっていた私。

 

もうそれはね、

人体の仕組み解説

(人間の体ってこうなってます!)や

恋愛がうまくいく秘訣

(女性と男性の心理の違いね)と一緒で

「なんでうまく撮れない?」の謎が

全て解決するレベル。

 

凄すぎます。

 

 

ただ、そんな隠れ初心者の私でも

そこそこOKな写真が撮れているのは

ひとえに、今のカメラは性能がいい!!

ということだと思います。

(これは沖野先生もおっしゃっていました)

 

昔は全てマニュアル調整、

またそれが出来てこそプロの写真家。。。

自動モードやインテリジェンスモードを

多用するなんて、言語道断じゃ!

というお話もあったそうです。

 

先生は自動モードは使い分ければよい

全面否定は時代遅れ!とバッサリ。

私もそう思います。

 

最終的に、私の今までのやり方で

大きく間違っているコトってなかった。

これを確認できました。

 

つまり、デジカメ操作方法で

何か大きく間違っている?とか

もっとやるべきこと(調整)がある?

ということでは実はほぼクリアしていたの。

 

それを確認できたことは大きい。

こういうプロの写真家に聞かないと

やっぱり自信を持ってOKと思えないし。

 

 

【私が目からウロコで学んだのは、むしろ・・・】

 

技術的なことは基本として

すごく大切なのですが

私が最も目からウロコだったのは

むしろ写真を撮るマインドの方。

 

すべてはモチベーションとスキル(技術)だから。

 

で、どんなところが

目からウロコかっていうとですね、

 

先生曰く、

穴・隙間・路地・水たまり・ゴミ箱(!)などを

見つけたら、必ず覗き込むようにしている

んですって。

 

その心はですね、

「人が見ないもの、見つけられないもの」

そういうものと出会える可能性があるから、

だそうです。

 

これにはめちゃビビッ!ときました、私。

 

綺麗な海とか、夕陽とか。

または美味しい食事、

ましてや被写体として美しい人(男女問わずね)。。。

なんかをぼけっと撮るよりも、もっと泥臭いところに

面白い写真が撮れる可能性があるってこと。

 

観光地などで、みんなが一斉に

同じものに向かって

カメラを向けますよね。

 

それが悪い訳じゃないんだけど。

個性というか面白い写真ってどこにある?

ってお話だと、そこには多分あんまりないのね。

 

例えば、エメラルド寺院。

きっとプロのカメラマンが撮っても

素人が撮っても、カメラの性能が良ければ

そんなに差がつかない時代に

なってきているってことなんだな。

 

綺麗なものを、最高にキレイに撮りたい。

と思う人もいる(実際多くいるし、私もそう)。

でも、汚いものを最高に汚く撮る。

これも一つの作品である。

すごい哲学だよ。

 

集合写真とか記録としての写真は別に

泥臭くなくていいんですがね。

 

先生、食べ残しのお皿とかも撮影するって。笑

これは、どうなの?と思ったけど

確かになんか奥深いものが写る気はする。

人間らしさっていうか。

 

こんどやってみるかな?w

 

 

【最後は、自分の好きにしなさい!】

 

先生は生徒さんとのやり取りで

いろいろと「こうした方がいいでしょうか?」

とかいう話にもなるそうですが

「あなたはどうしたいの!?」ってことだと

おっしゃっていて。

 

つまり撮影した本人の意図・意志は

どこにあるのよ?ってお話。

 

その「気持ち・魂」が込められた写真であれば

なんだっていい。正しいものなんか、ない。

好きにしなさい、なんだとか。

 

そもそも写真は好きにしていい。

表現の自由。

だから、遠慮せず、好きなものを撮る。

これを思いっきり自由に楽しもう。

そういう激励のメッセージも頂きました。

 

これまでも好きに撮っていた私。

これからもっともっと自由に撮るぞ!

そして、ちゃんと隙間ものぞこう♡みたいな、ね。

 

 

とにかく、今回は

①技術的な基礎(デジカメってどう出来てる)

②写真を撮る時の心構え

 

この両方が学べたことが良かった!
 

我ながらセミナーでの吸収度抜群だと思う♡

ますます写真も好きになりました。

 

 

MAYA

 

 
 
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