4月のおもいで
ほんの少し前まで寒いなんて思っていたらすっかり汗ばんでもうそろそろゴールデンウィーク、特段早く感じる2024年の春ですがいろんなところに行きました
まずはakikoと松江~尾道のふたり旅、このDUOは度々やるのですが、曲目と曲順をほぼ決めずに本番を迎えます。
お客さんとか会場の雰囲気を見ながら感じる選曲、言わば生演奏DJな時間なんですがこれがなんとも面白くて気が付いたら演奏が終わっています。akikoのウクレレが本人は「適当なんです、ヘタなんです」とか言っているものの、凄く音楽的で、時にハープのように時に打楽器のように必要な部分をシンプルに出すのでいつも素晴らしいなぁと思ってしまいます、歌って弾く人の模範的な例ですね~
尾道では桜をバックに。今期は花見できていなかったのでラッキーなロケーションでした
2年前から始めたHIROYUKI TOMINAGA BAND の春ツアーで山陽~四国~山陰と廻ってきました
本州でやるときはワタクシ以外道産子、ドラムの颯太は札幌でオルガンの藤田君などにおいては釧路なのでなかなか企画は大変なのですが、前日に移動してもらって集合すると既に一仕事、前打ち上げ状態になります。
岡山ではアルバムのアートワークやワタクシ界隈のデザインを手掛けてくれている戸倉弘一朗画伯が待ち構えてくれていて今回もいろいろ「野良書き」してくれました、これが画伯ね
なんとなくワタクシやジェリーガルシアをオマージュしたような風貌でいて独特で繊細な仕上がりが大好きです
同世代なのにバイク、ラジコン、ギター、プラモ、何でも作ったり修理したりしてて最近は時計をオーバーホールしていました、怪人です。
ツアーの前週にバンドで札幌ですこしレコーディングをしていたのもあり更にまとまってきたなぁとお客さんからも好評いただいてる演奏は毎日楽しかったです
最終日の松江ではアルバムのディレクターをしてくれた旧友 Kenja-Kimがライブを企画してくれ、
せっかくだから少しサイドギターで参加してもらい2人のいきさつなどを話しながらライブをしました
明石に住むワタクシ中1(洋食屋の息子),摂津本山に住むKenja小5(ラーメン屋の息子)で知り合って携帯もzoomも無い時代、苦心して互いにギターやベースを弾きながら電話の受話器を肩首で挟んでの通称「黒電話セッション」で覚えたてのブルースやらベンチャーズをひたすら弾きまくるという特異な身の上を話していたらもはやライブなのかトークショーなのかわからない感じになりつつも互いに50歳過ぎても一緒にギター弾ける嬉しさ満開のいい夜でした。
流れ流れて松江で根を下ろしたKenja君 昔からそうだがダサさを気取るという狂った男で、今回会ったらレイジーみたいなモコモコ長髪に前髪アリで赤いテレキャスターにビグスビー付けて少し不機嫌そうな顔でギターを弾く。
放射状のアピールの理解に苦しみかけるが、これこそが彼なのであります。
静まり返った松江の深夜
ツアー終わりで今度は東京へ
歌手の香西かおりさんとのコンサート、持ち歌ヒット曲が多い彼女ですが1部は昭和の名曲集、2部は代表的なナンバーをという構成で大阪、名古屋では酒井ヒロキ君と2ギターで、東京ではピアノの吉野ユウヤ君とで繰り広げました。
かおりさんとの交流が始まって15年ほど経ちますがその圧倒的な感情表現を含む歌声は毎度感動してしまいますね
ヒロキ君もユウヤ君も今回初めて一緒に演奏しましたがそれぞれに名手で気持ちが良かったです。
このプレミアムなコンサートはまた度々出来たらなぁとの事で、非常に楽しみであります。
なかなかに充実した4月でした!!