宣伝会議 2010年 2/15号 [雑誌]/著者不明
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↑を読んで驚愕しました。
それはどのような内容かと言うと…
「企業から無償でのプレゼン参加の強制が増えた。
しかもどの会社にも発注していないことが判明。」
これはある広告営業マンの言葉です。っていうか悲痛な叫びです。
簡単に説明しますね。
とある企業が新商品を開発しました。
そして当然その新商品を売りたいので、宣伝やPRの方法を考えます。
そこで、アイデアや情報が欲しい企業は
僕達のような広告代理店数社に声をかけ、プレゼンをさせます。
そこで1番いいアイデアや企画を出してきた代理店に業務を発注する。
本当はもっと深いけど、超大まかな流れはこんな感じです。
僕は広告代理店の立場なので、プレゼンする側にいます。
企業からプレゼンの参加依頼があると、まずは説明会が開かれます。
その後僕達は、様々なリサーチ活動を行い、マーケティングデータを設計。
そして、あーでもないこーでもないと頭を捻りながら企画書をまとめ、
いざプレゼンに臨むわけですね。
ハッキリ言って、物凄い時間と労力がかかってます。
だからプレゼンで負けると、その苦労が水の泡となってしまう…(しかし糧にはなる)
でも冒頭に書いた内容は次元が違う。
だって数社にプレゼンをさせておいて、どこにも発注しないって話なんだから。
これは何を意味するかというと、企業側が僕達からアイデアやデータを盗んでるってこと。
ある種、談合よりもタチが悪い。
正々堂々コンペで戦って他社に負けるならまだ諦めはつく。
でもこれじゃあ浮かばれないよねぇ。
しかもなんと、僕も過去に1度だけ経験あり。
もしかしたらもっとあるかも。知らないだけで…
信じたくないけど、それは紛れもない事実。
こんなことがあってはならないと、改めて思ったわけですよ。
まったくヒドイ話です(-。-)y-゜゜゜
目に見えないものを売るって大変…(泣)