小田原市のジャンパーが話題になりました。
生活保護を受ける人を侮蔑する表現が載っていたそうです。

別の話題ですが、今、高齢者の免許を取り上げようという話があります。
ドイツでは、これは人権侵害に当たるそうです。

「This is Japan」という本を読みました。
英国育ちの女性の保育士が見た日本です。
日本人には人権意識がないのだそうです。
その理由は、日本にはキリスト教が根付いていないからだそうです。
キリスト教ではすべての人が神の似姿で、それゆえ等しく崇高である、という建前があります。
また、「紙の前では皆平等」ということになっているので、人として最低限の権利がはっきり決まっているらしいです。
これが人権です。

ところが日本ではこの人権が理解されていません。
だから貧困であることも「自己責任」だとされます。
日本人は自分の責任において、「最低限の生活」を確保しないといけないのです。
ある意味でたいへん厳しい社会です。