女子マラソンの高橋尚子さんが復活を目指して渡米されました。

小出監督と袖を分かつ、という話を聞いたときはどうするんだろうなあ、と思いましたが、また一花咲かせるつもりなのでしょう。
私が不思議に思うのは、女子マラソン選手の監督がどうして男性じゃないとだめなのか、ということです。
女子バレーボールの監督も男性です。
優秀な女性の選手はたくさんいるのだから、そういう人に監督をやってもらった方が、指導する方もされる方もいいような気がします。
スポーツに詳しい識者によると、女性アスリートを育てるには、監督やコーチとの恋愛に近い関係作りが必要になることが多いのだそうです。
苦しくても愛するあの人のためならがんばれる、という心境にならないと勝てないらしいです。
高橋尚子さんが小出監督と決別した最大の原因も、尚子さんの監督に対する嫉妬だと言われています。
小出監督が、高橋さんだけを見ることができなくなり、それが彼女の嫉妬に火をつけたそうです。
あの髭面のおやじのどこがいいのか、と思うのですが、彼女にとっては大切な人だったのでしょう。
女性アスリートの関係は恋愛に近いものがある、ということになると、
スポーツの世界ではセクハラが意外に多い、という話もうなずけます。
女性アスリートは小さい頃からスポーツ漬けで世間にうとい人が多く、そこにつけこむ監督やコーチがいるそうです。
(もちろんごく一部でしょうが。)
監督の家に泊まりこんで、ほとんど夫婦みたいな関係のアスリートもいるらしいです。
スポーツの世界は健全だと思われていますが、意外にどろどろしたところがあるようです。