ヒストリック・アロハ | BALLPACKER


 夏も終わろうかという今、ヒストリック・アロハ(中日)について書こうと思います。


 このアロハはユニフォーム物語でお馴染みのコラムニストの綱島理友さんが制作されたアロハで、歴代のユニフォームの図柄もふんだんにちりばめられています。


 採用期間が1974~1986年と長かったユニフォームに至っては、1974~1980年採用のフルボタンタイプ(ビジター)と1981~1983年採用のヘンリーンネックタイプ(ホーム)の2種類を描くことでマイナーチェンジした事も表現され、細かなディテールにこだわるユニフォームマニアにも堪らない一品となっております(出来ればホームで優勝を決めた1974年、ビジターで優勝を決めた1982年を考慮して逆が良かったけど)。ちなみに描かれていない末期はプルオーバータイプ。


 歴代ユニフォーム以外にも球団史を表す様々な図柄が描かれております。


 一つだけ気になるのは山田監督時代の”WIN THE GAME! WIN THE DREAM”袖章。正直、中日球団史において殆ど印象に残ってないものですし、他の図柄に比べてなんか浮いてるんです。


 でも実はこれにはワケがあり、当初は星野監督時代の”HARD PLAY HARD”の袖章を図柄として採用するつもりだったのですが、その意匠権が別の所(解る人には解ると思います。)にあり断念したと綱島さんから聞いた覚えがあります。で、その代わりに”WIN THE GAME! WIN THE DREAM”の袖章が。ま、代わりにするなら他の図柄でも・・って気もしますが(笑)


 このアロハが発売されて既に何年も経っていますが、先日、待望のオールドユニが発売されたこともあって今回は球団史繋がりでヒストリック・アロハについて書いてみました。
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