収穫 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!

ピーナッツとクラッカージャック-20090816

結果としてこの三連戦、3戦ともに
とてもタフで、消化することの難しいゲームでしたね。

それにしても、実績ってやっぱりすごいなあ。

今シーズンのファイターズには
確固たる“勝利”への一本道がはっきりと見えていて
その道にたどり着けさえすれば勝利というゴールに
必ず到達できるというとても大きな自信がみなぎっていますね。

3割打者を6人抱え、そして何といっても最後には
防御率一点台前半のクローザー、武田久投手。

後半の競り合いに持ち込みさえすれば
まず高い確率で勝てるというおおきな自信が

ひとつでも次の塁へ次の塁へという一貫した戦略を可能にし
犠牲バントという戦術をなんの迷いもなく選択できる。

昨日も触れましたが
「今シーズン」のラベルの貼ってあるフィッシュボウルは
ほんとうにファイターズの選手たちにとっては泳ぎやすく
ライオンズの選手たちにとってはすぐに溺れそうになるほど
とても泳ぎにくくなっていますね。

ライオンズは何より実績のある、信頼できるクローザーが
のどから手が出るほどほしいところですね。

クローザーってほんと重要だし
そのポジションで実績をあげるって
ものすごく時間と労力と試行錯誤が必要で
ホントたいへんなことですから

今からではもうどうしようもなく、
なんとかやりくりしながらその中で“原石”を見つけ
うまく磨いていきながら開花の瞬間をじっくり待つ必要がありますね。

焦ったところでどうしようもない。
小野寺投手も落ち込んだり自分を責めたりしてはダメですよ。

受け入れることはとっても難しいとは思いますが
今のじぶんの力を、実績を冷静に判断すればリッキーさんは
クローザーではなくひとりのリリーフ・ピッチャーなのですから

暫定的な、消去法で与えられた重い役割につぶされることなく
自分のできることを階段を上るように
ひとつひとつこなしていきましょう。

一足とびに武田久投手を目指しても
そんな期待にこたえることなんてムリなのですから。

今年は小野寺投手を中心に総動員でなんとか
ゲーム終盤を溺れないようやりくりしていくのでしょうが

ライオンズは先発投手の軸もしっかりしていて
打撃陣も得点力には目を見張るものがあるのですから

来年実績あるクローザー、グラマン投手が戻ってくれば
来シーズンはとても楽しみですね。

来年以降の自分たちの輝く姿をイメージしそこを目指して
これからの苦しさ続くゲームをそのための糧とすれば

それは今シーズンこれからもとても苦しい中でも
自滅することなく今の自分たちの力をできるだけ発揮し
今シーズンの結果を獲りにいくことにもつながりますし

さらに今年の苦しさが来年以降必ずいきてきて
来年以降の飛躍にもつながるでしょう。

今日のゲームの収穫は

まずはルーキー野上投手の好投。
一段階段をのぼることができたと思います。

打線は相変わらず順調に一歩一歩
歩みを進めていけているようでホント楽しみ。

そして試行錯誤の続くリリーフ陣も
信頼感あるクローザーが後ろにいれば
今年のイメージほど悪いというほどでもないですね。
むしろ今年の苦しい経験が来年以降生きれば
大化けすることもじゅうぶんありえます。

こんな収穫を1ゲーム1ゲーム地道に積み重ねていきましょう。

選手たちにはどんなゲームでもその終了後、
“今日のゲームで自分が得た収穫は何だったか?”を
じっくり振り返って整理し、記録として残してほしいですね。

Never Mind !

最後になりましたが松井稼頭央選手、
2,000本安打達成おめでとうございます!

東尾さんも球場に行っていたのですね~(映像はこちら