あごがスリムであるということが、
人類が進化している証拠なのかということについては、
退化しているともいえますし、
その判断が難しいですね。

原人のあごの骨は発達しています。
狩猟による獲物が主な食料源であった時代には
咬む砕くというあごの動きが大切だったはずです。
ドングリや栗を食べていた時代でもそうです。

それが、稲やトウモロコシや芋を育てる農耕の時代になると、
焼くという料理手段から、
煮る、蒸す、濾す~電子レンジに変わって、
食することがイージーになりました。

食べることが、生きることそのものだった時代から、
働くことが生きるための手段であり、
健康のために食べるという時代になりました。

食べ過ぎは罪悪になり、
病気の元とか肥満は命を縮めるといわれます。


グレイという宇宙人はあごが細いのですが、
それは硬いものを食べなくなって、
あごが退化したのかもしれません。
歯すら無いようです。
そうなると液体や流動食しか摂れません。

噛みつく、噛み切る、噛み砕く、かじるという、
私たちの野生の本能は薄れていくのでしょうか?

そういったことを十分に行うためには、
すべての歯がきちんと並んで健全であることが大事です。

遺跡から発掘された古代の人のあごがしっかりしていて、
歯並びもいいことに気づかれましたか?

最近、矯正歯科で歯型の石膏モデルを拝見しましたが、
とても人間とは思えないような、
鬼とでも表現したくなるような歯型が多かったのです。
歯がジグザグに生え、歯の後ろ側の奥にも、
歯がニョキッと突き出ているのです。
八重歯とか可愛いものではなくまさに鬼歯そのものです。
思い出したくないくらい醜悪な歯型でした。

みなさん!もっと硬いものを食べましょう。
咬みましょう!
先日お会いした方は高齢にもかかわらず、
虫歯もなく、歯並びも歯茎もきれいでしたが、
小さな頃からイリコを食べられていたようです。
イリコはカルシウムが豊富ですからね。

うちに来られる方もそうなのですが、
現代の方達は原始人に似ていることがお嫌いなようですね。

特に女性の方は、
エラがはっていると、
頑固そうだとか、噛み付かれそうだとか、
原人みたいだとか言われるらしいです。

あごが強いというlことは噛む力が強く、
生命力がある証拠なので、
子供を育てたり、子孫を増やしたりするためには、
歯やアゴがしっかりしている方がいいと思いますが、
女性は生命力にあふれているといけないんですかね?


女性の方達の話では、
元気なだけじゃあ男性は寄ってこないようですね。

どういうわけか,男は強い女性よりも、
可愛くて頼りなげな女性に惹かれるらしく、
守ってあげなければ!という気持ちになるようですね。


そういうことであれば、
少しでも可愛く見えるためにあごをスリムにするのがいいのかも?


じゃあどうすればいいかって?
咬む力のもとになる咬筋が肥大しているのであれば、
ボトックスを注入することで咬筋は薄くなります。
エラの張り出しだって咬筋の廃用性萎縮で、
骨がスリムになります。

アントニオ猪木さんのようにアゴが出ていても、
口の中から骨膜下に余分な骨を削ります。
歯茎の下あたりから手術操作をしますから、
大事な顔に傷がつくようなことはありません。

しかも、
神経や血管や筋肉を痛めることがないように、
骨を覆っている骨膜の下で操作を行いますから安全です。
肝心な部分骨を切る部分は微振動しているだけですから、硬い骨しか切ったり削ったりできません。

人間は素晴らしい機械を作ってしまうものですね。