ホクロといっても、
大きさ、深さ、厚さ、盛り上がりなど千差万別です。
おそらく人の顔がそれぞれ違うようにホクロだってそれぞれです。
基本的な肌の色や脂性肌などによっても、
レーザー後の色素沈着の程度が異なります。
ぜんぜん色素沈着が起きない肌もあれば、
かえって茶色くなる方だっておられます。

ただ色素沈着が起きても心配はいりません。
子供の頃のスリキズや軽いヤケドなど跡が残っていないでしょう?
人間には自然治癒力があります。


ホクロをキレイに取るには、
皮膚への刺激が少ない方がいいには決まっているけど、
優しくしすぎると残ったり再発してしまいます。
一度で取りきろうと強くすると傷跡が残ります。

基本的には一度でホクロを取るつもりなのですが、
無理をしすぎないこともキレイに取るためには重要なこと。

だから・・・ホクロが深い場合には、
99,99 % ほど取ってしまう感じでホクロを取ります。
もし一部で再発したらその部分だけピンポイントで再照射します。
その方がキレイに取れてしまいます。

ホクロ取りのレーザーで昔から愛用してるのが、
シルクタッチ CO2 レーザーなのです。
その名の通りシルクの繊細さでレーザー光がグルグルと円を描きながら照射されます。
均一に浅くホクロを削いでゆく感じです。






この赤いラインが渦巻き状に円を描いてホクロを蒸散させます。







円の大きさや円周を回る速度も調整でき、
出力を弱くすればより薄めに照射します。







少し強くしてみました。
渦を描いいるのがわかりますよね。
この場合は黒い紙ですが、紙に穴は空いていません。
このレーザーの場合、深くなってしまうことがありません。
だから繊細なシルクタッチという名前がついています。







盛り上がったホクロ







こんな感じになります。







他の例です。
一部深い部分があったので、
通常のC02レーザーでスポット照射しています。




こんな優しいレーザーなので、
ホクロ取りはこわくありません。