全国各地の山野に自生する
数少ない日本原産の野菜、「フキ」
平安時代には、栽培されていたという
古い歴史を持つ日本特産の山菜です。
独特のほろ苦さはまさに春の味わい。
シャキッとした歯ざわりも持ち味です!
春の料理に喜ばれる食材です。
料理できたら、高評価間違いなし!です。
①選び方のポイント
●全体がみずみずしく葉がいきいきしていること。
●茎がすっと伸びて長いものを選んでください。
●茎に黄ばみや黒ずみがなく、緑色がキレイなもの、
根元を持って少し傾けたときに
ふにゃっとならないのを選んでください。
②フキの下処理(あく抜き)の方法
1.フキは、葉の部分と茎の部分に分けます。
2.葉の部分は切り落とし、水につけておきます。
3.茎は、茎は鍋に入る長さに切り、洗います。
4.茎をまな板の上に並べて塩をふり、
両手で軽く押しながら転がします。(板ずり)
板ずりすると茹でたときに
色がキレイに茹で上がります。
(葉は板ずりしません)
5.大きめの鍋に湯を沸騰させて、
茎が柔らかくなるまで4~5分茹でます。
6.葉も同様に4~5分茹でて、
冷たい水に10分ほどさらし、
アクを抜きます。
7.茹であがったフキを冷水に放ちます。
葉も同様に浸しておきます。
アクがさらに抜けます。
8.茎の縁に包丁の刃で軽く
切り込みを入れるようにして、
筋をはがしとり、引き剥きます。
③保存方法
●生のまま保存する場合は、
さっと水をくぐらせてから新聞紙にくるんで
冷暗所に保存すればおよそ2日くらいは大丈夫です。
●冷蔵庫の野菜室に入れる場合は、
葉を落としてから適当な長さに切り、
葉で茎をくるんでラップをして保存してください。
鮮度が命なので、できるだけ早く調理してください。
●あく抜きをしたものを保存する場合は、
密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存すれば
1週間くらいなら大丈夫です。
④栄養素
そのほとんどが水分ですが、
食物繊維や、ビタミンA、B1、B2、B3、Cなどの
ビタミン類、カリウムやカルシウムなどのミネラル類
を多く含んでいます。
⑤健康や美容への効果
●ダイエット食
食物繊維が豊富で低カロリーなことから、
ダイエットにも効果的。
●薬効食材として
独特の香りの成分は、
せき止め・タン切り・消化などに
効果があるということが、古くから知られ、
漢方では、せき止め・健胃・浄血・毒消しなどの
薬効食材として古くから活用されてきました。
また、葉は打ち身の湿布や蛇にかまれたときの
手当てにも使われたそうです。
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昨日の夕食では、
フキを使った「かきあげ」作りました。
材料は、
ムキエビ・しいたけ
(空豆は茹でて皮をむき、サツマイモも軽く茹でています)
バランスいいです~。
お子様にもいいと思います。
フキの料理、またご紹介しますね!
おまけ・・・
今朝、ヨーグルトパフェ作りました。
おいし~い
朝からこんなの食べたら元気でるよね!!
今週も始まります!!
頑張りましょう~~。