管理栄養士&フードコーディネーター&ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
昨日は、「摂食障害」について書きました。
また詳しいことは、後日あらためて書いていきたいと思います。
今日はもうひとつ、
現代人の問題点を書きたいと思います。
日本の女性の「やせ願望」は根強く、
若い女性のほとんどがダイエット経験者です。
15~29歳の1/4がBMIが18.5以下の
「痩せ女性」です。
そして、今妊娠しても太りたくないと
妊娠ダイエットしている女性が多いとか・・・。
体型を美しく維持するために
妊娠中にダイエットに励む女性の
赤ちゃんの発育に影響があるのです。
2500g以下の低体重児が多くなっているそうです。
、
低出生体重で生まれた赤ちゃんは大人になってから
糖尿病・高血圧・動脈硬化・高脂血症になる
リスクが高いことが、
近年の研究によって明らかになっています。
糖尿病については、
栄養状態の良くない母体にいた赤ちゃんは、
少ないエネルギーで生きていけるように
筋肉量を少なくし、インスリンを分泌する
すい蔵の成長も抑えています。
また低出生体重児は、皮下脂肪がつきやすいことがわかっています。
これも飢餓を予防するための体質といえるでしょう。
このように小さく産まれた赤ちゃんが、大きくなるうちに
糖や脂肪をたくさん摂れば、インスリンが十分に働かないので、糖尿病を招いてしまうそうです。
コレと同じ状況が現在のインドで見られます。
インドの農村部の貧しい地域で生まれた赤ちゃんの
25%~30%は低出生体重児です。
こうして生まれた赤ちゃんが成長後にインド都市部へ
いき、生活が豊かになると糖尿病にかかるという
現象が起きています。
赤ちゃんがかわいそうです!
日本の将来がますます不安です。
早くどうにかしたほうがいいと思います!
日本では今、
2500g未満の赤ちゃんの割合は、9.7%、
つまり10人に1人です。
経済協力開発機構(OECD)によると
31カ国で2番目に多い割合だそうです。
痩せてキレイで生活感のない派手なメイクの
ママがいいのかしら?
私、生活感アリアリで、化粧気がなく、
子育てでやつれていたな~。
現代ママは、
妊娠しているというのに
ミニスカートだったり薄着だったり、
髪の毛を染めたりと自分のことばかりの人が
多いような気がします。
もちろん、それは一部の人で、
ちゃんとしている人はいらっしゃると思いますが、
昨日目撃したからそう思うんだと思います。
注意しようかと思ったくらい・・・。
赤ちゃんはアクセサリーではないですから、
外見ばかりを気にせず、
産まれてくる赤ちゃんのために、
栄養のある食事をしっかり摂るようにしてほしいと
願っています。
最後まで 読んでくださってありがとうございました。
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