毎日、忙しくてブログも書けていなかった。
その中、大きな事故が発生した。
イージス艦と漁船の事故である。
だんだんと事故の状況がわかってきたみたいだ。
7700tのイージス艦と7tの漁船、実際に見て比較したらどれくらいになるのだろうか?
40階建てのマンションと一戸建て住宅くらいの大きさの差があるのではないかな?
大型トレーラーと原付バイクくらいの差があるのではないだろうか?
それくらい差があるものがぶつかれば、小さいものはひとたまりもないだろう。
大きな船は、特に動き出したら止まれない、曲がれない。
だから大型船は入港の時や、出航の時にタグボートに押されて動かしている。
今回みたいに2分前に回避行動に移っても、回避できるはずがない。
しかも大型船は操船に何人もの人間がかかわっている。
車や小型船のように、一人で見て、一人で判断して、一人で舵取りしているわけではないので、瞬時で動く事もできない。
船の大きさと比例して大きくなる慣性と、指揮伝達に時間が必要な大型船では、「急」という言葉は無理なのである。
だから、早めの対応が必要だったはず。
見張りと操船、指揮者の判断ミスが事故につながったということになる。
道路交通法も海衝法(海上衝突予防法)も衝突事故を防ぐためにルールをつくっている。
両方とも「事故をしないように守りなさいよ」というものと「事故をおこさないように避けなさいよ」ということがある。
今回の事故もいくつかの要因が重なっておこっている。