今朝、チャウパドンに到着しました。途中のバンコクもやばかったですが、今、35度の中、熱風扇風機とともにネットしています。こちらは猛暑が始まっています。

今日は、NGOと外務省の連携についてちょっと書きたいと思います。
こちらに戻る前に外務省の国際協力局民間援助連携室で案件選定会議に参加してきました。といっても、私たちが提出した申請書に対し、面接される側です。外務省ではODAの中で草の根的に活動する日本のNGOに資金を供与し、途上国で有効的な活動を実施するサポートをしてくれています。

最近、新案件については、申請団体スタッフとの面談を通した審査が加わったそうで、私にとってもBAJにとっても始めての経験。民間援助連携室から10名くらい、テーブルのむこうに並び、緊張。申請事業内容はもとより、裨益効果、給水事業の技術的なこと、現地体制、予算算出根拠、自己資金算出根拠など約1時間にわたって、面談が続きました。

どの質問も事業内容には自信があったので、納得できる回答ができたと思います。最後にミャンマーにある企業との連携についても聞かれたので、ミャンマーではないけれど日本では、ワタベウェディング様とTOTO様と連携していることを説明しました。

面談の最後に外務省内部では承認がされ、次は財務省での協議にかけられます。勿論、これは国の税金を使用したスキーム。事業の透明性、見積もりの妥当性のチェックは厳しくされています。ここまでくるには、ミャンマーにある日本大使館や外部調査会社などのチェックがかかっています。思えば、昨年、ヤンゴンで僧侶によるデモ行進のニュースを横目に作ったこの申請書、早く採択がおりますように。