重ねるな危険 | 大石眞行の玄学ライフ

大石眞行の玄学ライフ

大石眞行が占いの観点から日常を観察します。

自然光をプリズムで分光すると虹の七色になる。

(ま、実際には、きっちりとデジタルに七色に分かれるのではないが、そこは一般的表現ということで。)

これ、九星と大いに関係がある。

べつに昔の人が、分光を、波長を、科学を知っていたなんてトンデモ話をするつもりはないので安心していただきたい。

 

九星術という占いがある。

名前の通り、九つの星を使った理論体系なのだが、もちろん、ここでいう星は実在の惑星や恒星ではない。

あくまでも象徴としての星であることは大前提なのだが、九つの星のうち五黄土星という星だけが、他の8つの星とは様々な意味で別格扱いされる。

いろんな人がいろんな意味付けをするが、私の流儀では、先ほどの話になぞらえるなら、五黄土星が自然光のようなもので、それを分光してみると他の8つの星になるといえる。

 

さて、分光した光を重ね合わせるとどうなるか?

当然、元の自然光になる。

 

では、年月日時の九星が重なったときに、いわゆる佑気取りなんかしたらどうなるだろうか?

当然、全ては元の五黄土星に戻る。

 

実際、年がら年中佑気取りだあ!といって、あちこち出かける人を見てみるといい。

みな一様に我が強く、人の話を聞かない。

煙たがられ、メンドくせえヤツと思われているのと、尊敬され一目置かれていることの区別のつかない人間がいかに多いことか。

 

あれが結果的に五黄の佑気取りになってしまっていることの実例である。

まあ、ゴリ押しすれば何とかなるのもこの世の事実だから、たしかに開運できるんでしょうね。

 

私はもう少しマイルドに行きたいものだが。