生まれも育ちも日本という日本人の私が持っている物差しは日本製。
この物差しを振りかざして外国に行くと、愚痴ばかりこぼさないといけない。
特に「手続き関係」
日本では当たり前な電話一本でガスや電気が動いたり止まったり、なんて
公共料金の銀行引き落としなんて、すんごーい事なのですよ。
でも、ここにはここの流儀があり、やり方があり、それを遅れてるとか進んでいるとか
言うのは勝手だけど、どれが正しいのかなんて私には決められない。
なので、私は出来るだけこの物差しを出さないようにして暮らしている。
自分が、愚痴ってもストレス発散にならないタイプの人間だからかも知れないけど。
どっちかと言うと、愚痴ると嫌な気分が倍増する感じ。
というのが自論なのだけど・・・・・
しかし・・・・・
しかーし・・・・・・・
今日はちょっと愚痴る。
ここに対して。
創業７６年 世界で７番目に出来た
エジプト航空
日本に帰ろうとチケットを買ったけど、結局延期になったので
予約変更した方がいいのか、キャンセルして買いなおした方がいいのを聞きに行った。
担当者いわく、キャンセルした方が安いけど、払い戻しに必要な書類を作る
アカウントが、金・土と休みなので、日曜日以降に来てください、との事。
ここは徒歩でいける場所にあるオフィス。
チケットを買ったのはナイルヒルトンホテルにあるオフィス。
払い戻しはどこでも出来ますか？と何度も確認したら、どこでも出来る、という。
さて、日を改めて払い戻しに行った。
会計は二階です、と案内されると狭い部屋に三人のアカウント担当者が座っている。
Eチケットを見るなり
「ああ、ここでは出来ません、買った場所に行って」 はい、出た～でも想定内。
「この前来た時に、チケッティングの男性がどこででも出来ると言ったので来た」
「彼が何を言おうと、ここでは出来ません、ナイルヒルトン近いでしょ、行って」
「マネージャーに聞きたい、マネージャーはどこ？」
「下にいるけど、聞いても同じ、買った場所でしか払い戻ししません」
ここからが長かった。
ナイルヒルトンへは車で１０分かからないので、行くのは簡単。
でも、言った事には責任持とうよ、エジプト航空。という事で闘う事に。
エジプトで疲れない方法は闘わない事なんだけど、今日は戦闘モード全開
といっても、あくまでも冷静に対処する旦那の横で、半分くらいしかわからない会話ながら
ぶんぶん首を振る私。
マネージャーに合わせまいと出てきたアシスタントみたいな親父。
この態度が悪い、悪い。渋々マネージャーの所へ行き説明しているのが見える。
マネージャーは年配の女性。ちょうど一階の大混雑（画像）の真ん中にいた。
アシスタント親父の話をふんふん、と超機嫌悪そうな顔で聞き、私たちの前に
出て来ることもなく、何事かを指示。
結局・・・・・二階のアカウントまでまた案内されて、払い戻しを受けられる事になった。
買った場所でしか払い戻しできないなんて、ルクソールで買ったらルクソール行けってか！？
もしそういうルールだったら、社員に徹底しておけよ！！
それも、チケット番号をナイルヒルトンに電話して、確認しているし。
目の前のコンピュータはオンラインじゃないのか。手作業なのか、エジプト航空！！
最後に一階にいた、先日の担当者にひとこと言いに行った。
「あなたがどこでも払い戻しできるって言ったけど、買った場所じゃないとダメだって
言われて、いますごい時間かかったよ、今後他のお客さんに言うときは気をつけて」
「え、、、私は出来れば買った場所がいいよ、と言ったはずだけどね、ふふん」
「あ、そうですか・・・・・（言っても無駄）じゃあ、さようなら」
エジプトのお役所手続きは、かなりひどいので有名。
みーんな偉そうにしているし、手続きはあっちにいけ、こっちに来て、またあっちにいけと
かなり煩雑。どこに行っても文句言ってる人を見かけるくらい。
でも、お役所にたてつけない、と結局は国民が言いなりになる。
これにすっかり慣れているので、おそらく上記のようなケースだと
捨て台詞のひとつでも残して、ナイルヒルトンへ行く人が大半だと思う。
闘うと疲れるので、自衛策なのかも。
案の定、闘い疲れたと、払い戻ししたお金を持って喜ぶ
。
長々書いてしまったけど・・・・・
エジプト航空のチケットを払い戻す時は、買ったオフィスへ行きましょう。
闘い疲れないためにね。
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