プロ野球 April 06, 2006
巨人 7-4 ヤクルト
巨人が見事な逆転勝利を飾っていますね。
去年の4番はである小久保は、今年は6番を打ってはいますが、頼れる男であることに代わりはありません。
これで巨人はなんだかんだで4連勝。
対する古田ヤクルトは4連敗。
プレイングマネージャーである古田は昨日のゲームに出なかったようですね。
横浜 2-3 中日
中日が接戦を制しています。
この調子で1点差ゲームをひろい続ける限り中日が優勝争いを続けることはまちがいないでしょう。
オレ流と騒がれる采配はこのゲームでもうなりを上げました。
ドラゴンズらしい野球は今年も健在のようですね。
横浜の希望枠ルーキー・高宮にはプロ初黒星がつきましたね。
今年は若手が活躍しているだけに頑張ってほしいです。
広島 2-2 阪神
阪神が広島に追いつかれ延長戦の末引き分けとなりました。
その上、今岡の不調が気にかかりますね。
昨年のセ・リーグ打点王がチャンスでことごとく凡退。
チームの要がよくないとチームの勢いをとめることになります。
頑張ってほしいですね。
広島黒田が1000奪三振達成です。
勝利で飾れませんでしたが、引き分けへの原動力は間違いなくエース黒田でした。
今後の活躍も期待しています。
日本ハム 3-0 ソフトバンク
日本ハムのダルビッシュが今シーズン完封勝利1番のリです。
今年は彼に期待していいかもしれませんね。
いつかはチームのエース、そして日本のエースとなりえる人材といっていいでしょう。
じっくり育ててほしいですね。
ソフトバンクは連敗で、試合のなかった西部に首位を明け渡してしまいました。
それでも彼らが優勝争いを演じることは変わらないでしょう。
オリックス 8-0 ロッテ
ロッテの不調が相変わらず続いていますね。
WBCのせいで成績が振るわなかったといわれないように頑張ってほしいところです。
前例があると、今後のWBCに選手を送り込みにくくなりますからね。
対するオリックスは新人・平野佳が初完封勝利。
今年のペナントレースのキーパーソンは「ルーキー」かもしれません。
ルーキーの活躍がチームの順位を決めることとなるかもしれませんね。
未来のスターの登場に活躍に期待したいですね。
阪神金本が目指すカル・リプケンとは。
金本知憲が挑戦する世界記録を保持するカル・リプケンとは。
1960年8月24日、アメリカ、メリーランド州に生まれた元メジャーリーガー。
ポジションはショートとサードを守っていました。
現役時代の全てをボルチモア・オリオールズで過ごした現代では数少ないフランチャイズ・プレーヤーとしても有名ですね。
今回「世界の鉄人」となった金本ですが、まだ本当の世界の鉄人はリプケンといっても過言ではないでしょう。
1982年5月30日から1998年9月20日までの15年間にわたり、2632試合連続出場という「前代未聞」の大記録を成し遂げます。
むしろ「空前絶後」という言葉がふさわしいのかもしれません。
そしてこの中で1995年9月6日にニューヨーク・ヤンキースの元一塁手ルー・ゲーリッグが作った2130試合連続出場のメジャーリーグ記録を56年ぶりに塗り替えます。
さらに翌1996年6月12日には日本の広島東洋カープの元三塁手衣笠祥雄が作った世界記録2215試合連続試合出場記録も塗り替えたのです。
そして今回阪神の金本が挑戦する記録である、8243イニング連続出場(903試合連続フルイニング出場)もこの間の1982年の6月5日から1987年9月14日までに作られました。
連続試合出場記録がクローズアップされるリプケンですが、通算3184安打、431本塁打とバッティングでも優れた成績を残しており、カール・ヤストレムスキー以来のアメリカン・リーグのみで3000本安打&400本塁打の記録をも達成しています。
2001年には最後のオールスターゲーム出場を果たし、遊撃手のスーパースター、アレックス・ロドリゲスがポジションを譲り、リプケンが遊撃手、ロドリゲスが急造三塁手となる場面が見られ、またホームランを打って最後のオールスターゲームでMVPを獲得するという輝かしい過去ももっています。
そしてこのシーズンに引退を果たしました。
さらにリプケンは、各団体への寄付なども積極的におこなっているようで、人間的にもすぐれていることがみうけられます。
今後、彼のもつ数々の記録がやぶられるような歴史的な日が来るのが非常に楽しみです。
俊輔優勝のスコティッシュ・プレミアリーグとは。
俊輔の所属するセルティックがリーグ優勝を決めましたね。
スコティッシュ・プレミアリーグでは、セルティックが序盤戦からリーグのトップを走り続け、勝ち点を82に伸ばし、6試合を残し、2位ハーツとの勝ち点差を20と開き圧倒的な強さで優勝を飾りました。
これでセルティックは40度目の優勝。
本当におめでとうございます。
「スコティッシュ・プレミアリーグ」とは
1888年に創立されたスコティッシュ・プレミアリーグ。
少々変わっていますが、最高に盛り上がるであろう対戦方式になっています。
このリーグは、12チームから構成されています。
まず、1節から33節まで、3回、総当たりの対戦をします。
そして、34節から38節までは上位グループと下位グループが各6チームに分かれて対戦をし、優勝チームと降格チームを決めます。
上位グループの対戦を優勝プレーオフ、下位グループの対戦を降格プレーオフと呼ばれ、変わった形式ですがファンにはたまらないものとなっています。
同じグラスゴーを本拠地とするセルティックとグラスゴー・レンジャーズと2強を形成し、その2強時代は今も続いているといっても過言ではないです、
今シーズンも優勝はセルティック。
レンジャーズは不調でしたが、レンジャーズはリーグ戦では通算51回の優勝回数を誇り、他のクラブの追随を許していません。
そして今年でこの2チームが優勝を決めるのは、21年連続。
まさに2強時代という言葉がふさわしいといえるでしょう。
スコットランドが最も盛り上がるといわれるこの2強の対決、またはその関係は「オールドファーム・ダービー」と呼ばれ親しまれています。
昨シーズンもセルティックとの勝ち点差1でレンジャーズが優勝を決めるというライバル関係は健在。
今シーズンからはセルティックに日本代表の中村俊輔が移籍したことにより、日本での関心も高まっていますね。
そして現在、セルティックはングランドFAプレミアリーグへの参加を希望しており、今後の動向に非常に注目が集まっています。
チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ
バルセロナ 2-0 ベンフィカ
1stレグをスコアレスドローで終えたこの両チームの2ndレグは2-0でバルサが制しまし、準々決勝進出を決めました。
この試合の得点を生んだのはバルサが誇る世界最高のコンビ、ロナウジーニョとエトーでした。
主役が入れて、守備陣は完封、そして勝利をつかむ。
もっとも理想的な勝利といっていいのではないでしょうか。
世界一美しいサッカーが世界一強いサッカーといわれる日が来るのかもしれません。
世界屈指の攻撃陣をもつ2チームである、バルサとミランの対戦となる準決勝はこの大会のベストゲームといわれることになるかもしれません。
両チームの強力攻撃陣を、お互いのディフェンス陣がいかに抑えるかがポイントとなるでしょう。
どちらのチームの攻撃陣もスピードに長けているだけに、お互い守備陣は厳しい試合となるでしょう。
それでもディフェンスは組織でするものです。
個人の力に勝る組織の力を見せつけ、機能美というものを見てみたいですね。
最高のゲームを期待しましょう。
アーセナル 0-0 ユベントス
1stレグの勝利が効き、ガンナーズ(アーセナル)が準々決勝進出を決めました。
2ndレグがトリノで行われただけにもしかしたらユーベが、という期待はしていましたが、ガンナーズがそれを許しませんでしたね。
国外で弱いといわれ続けるガンナーズと、いつもいいところまですすめど、優勝はできないユーベの試合だったのでどうなるか楽しみな戦いではありましたが準決勝でビジャレアルとの対戦権を手に入れたのはガンナーズでしたね。
国内で堂々たる実績を築いてきたガンナーズが、実績のないビジャレアルの快進撃をとめることができるのか。
あるいはここまでにマンチェスター・ユナイテッド、インテルを飲み込んできた、一撃必殺リケルメのスルーパスが、ガンナーズをも粉砕するのか。
この男を抑えられるかが最大のキーポイントとなりそうですね。
アーセナルはチャンピオンズリーグにおいてはずいぶん長い間安定した守備を誇っているだけにますます見所といえるでしょう。
非常に楽しみな試合ですね。
プロ野球 April 05, 2006
ヤクルト 2-9 巨人
巨人がヤクルトに対して2連勝ですね。
ベテラン工藤が、好投をすれば、レギュラー争いを演じている矢野や仁志にホームランがでるなど好調巨人の勢いを生む要因が多く見られた試合でしたね。
また、この勢いを生んでいる最大の要因はやはり原監督でしょう。
昨日に続き、矢野を代打に送るとHRが飛び出すなど采配が次々と的中。
どっかの堀内とか言う監督とは大違いです。
対するヤクルトは、投手陣が昨日に続き打ち込まれ、いいところで追加点を与えてしまうという最悪な展開です。
この流れを打ち切るきっかけがほしいところです。
広島 1-10 阪神
阪神快勝ですね。
昨日の休養がいい方向に働いたんですかね。
開幕連敗スタートの時は心配しましたが、無用のようですね。
そして先発下柳はプロ野球史上77人目の通算500試合登板。
これからも彼の活躍を見ていきたいですね。
そしてこれで阪神は5割復帰ですね。
対する広島はこれで3連敗。
最下位に転落しています。
日本ハム 8-4 ソフトバンク
日本ハムが逆転勝利ですね。
小笠原、新庄といった主役にホームランが飛び出し勝利をもぎ取りましたね。
ソフトバンクの連勝は3でストップしています。
それと同時に西部に首位に追いつかれています。
西部 6-3 楽天
これで西部は5連勝ですかね。対する楽天は4連敗。
明暗の分かれる両チームですが、野球の内容にもそれなりに表れているようです。
2桁安打を出し、随時加点を繰り返した西部にたいし、楽天の反撃は遅すぎましたね。
もう少し早く打線がつながっていれば流れは変わったかもしれません。
オリックス 5-7 ロッテ
ロッテがやっと勝ちましたね。
昨日まで4連敗していただけに心配してました。
ここまで沈黙してきた打線が一発攻勢で逆転勝利。
9回に里崎の3ランで同点に追いついたロッテは延長10回、ベニーが萩原から2号2ランを放ち、逆転勝ちしました。
対するオリックスの投手陣は先発吉井の好投を無駄にしてしまいましたね。
チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ
インテル 0-1 ビジャレアル
インテルの夢、破れる。
インテルのチャンピオンズリーグへの挑戦は準々決勝で終わりを迎えました。
サン・シーロでは2-1で勝利したが、アウエーではビジャレアルに0-1で敗戦し、アウエーゴールの差でビジャレアルに敗退しました。
1試合通して、ビジャレアルのリケルメが活躍していましたね。
世界一スルーパスを通すといわれる男は、いつか世界一のゲームメーカーという称号を手に入れるのかもしれません。
ワールドカップでも彼の活躍を見ることができるでしょう。
インテルが敗退したことは非常に残念でしたが、ビジャレアルには頑張ってほしいですね。
ミラン 3-1 リヨン
インテルとは対照的に、ミラノのもう1つのチームであるミランはリヨンを3-1で破り準決勝進出を決めました。
この試合こそ勝利をひろったといった感じの試合で、勝利はリヨンにふさわしかったのかもしれません。
スコアを見ればミランの快勝といった感じですが、内容だけで判断すれば決してそういうわけではありませんでした。
むしろ内容的にはリヨンがあがってもおかしくはなかったでしょう。
チャンピオンズリーグでのリヨンの快進撃は、3度準々決勝で終わる事となりました。
なんにしても準決勝にあがることになったミランは、今年こそ昨年のイスタンブールでの借りを返したいと思っているでしょう。
相手が誰になるかはわかりませんが、準決勝でも相手を下し、スタッド・ド・フランスで戦うミランの姿が目に浮かびます。
頑張ってほしいですね。
プロ野球 April 04, 2006
ヤクルト 4-5 巨人
この試合は原采配ずばり的中しましたね。
絶好調阿部にバントをさせると代打矢野に「初球から行け!!」と一言。
これで矢野が初球をたたき2点タイムリー。
優勝した年の原ジャイアンツを見ているようでした。
由伸はメジャー帰りの石井から200号ホームランです。
おめでとうございます。
横浜 8-8 中日
乱打戦は延長の末引き分けとなりましたか。
中日守護神・岩瀬の救援失敗などで追いつかれてしまいました。
こういうゲームをひろっていかないと後々に響いてくるのでしっかりひろっていって干しところです。
対する横浜もサヨナラのチャンスを活かせずドロー。
おたがい、大事なところで結果が出なかったという部分では引き分けがちょうどよかったのかもしれません。
日本ハム 2-5 ソフトバンク
松中、ズレータに一発が飛び出しソフトバンクが勝利しました。
主砲がうつと盛り上がりますし、チームに勢いが生まれます。
これを機に、ソフトバンクが独走態勢を築くのかもしれません。
日本ハムにも頑張ってほしいですね。
西部 6-3 楽天
西部は絶好調ですね。
ここまで若手の活躍で勝ってきた感がありましたが、G・G・佐藤の活躍がおおきいですね。
このゲームも貴重な同点打を放ちお立ち台へ。
打率、打点のリーグ2冠王がチームを4連勝へ導きました。
楽天は負けがこんでますね。
1つでも多くの勝利がほしいところでよう。
オリックス 1-0 ロッテ
2時間9分。
超短時間で終えられた試合は昨年王者をまさかの4連敗目。
昨年あれだけ発動したボビーマジックは見る影もありません。
早くつよいロッテを見たいものです。
対するオリックスは清原不在も投手がすばらしい働きを見せ、完全な投手戦を制しました。
3連戦の初戦を制したことは大きな力になるでしょう。
広島 対 阪神 中止
日本のスポーツ界に疑問符?
長時間練習し、その成果をだす。
そうではなく、短時間に集中して、長時間やった分の練習をおぎなう。
将来の日本のトレーニングはどちらに傾くのか?
もちろん長時間集中できればいいが、そうとはいかない。
だからこの議論が繰り返されてきました。
実はこれまでもスポーツ界でずっと議論され続けてきたこのことが、現在のプロ野球で実験が行われていると言っても過言ではないのです。
今年のカープのキャンプは、ブラウン新監督の方針で大きく様相が変わりました。
カープのキャンプといえば、昔から猛練習で有名です。
実際、朝から日が暮れるまでグラウンドにボールが飛びかい、選手たちは休む暇もなくそれを追いかけていました。
それはピッチャーも例外ではなく、例年ものすごい球数の投げ込みが要求され、去年はなんと2500球だったといいます。
それがどんな効果を生むのかはわかりません。
しかしキャンプは1カ月間で、そのあいだに休日もあることを考えれば、毎日100球を投げる計算となります。
ペナントレース中は、先発して100球を投げれば、中4日ないし5日休養してまた先発するのが現在の常識と考えていいだろう。
それを考えれば、毎日100球というのがいかに苛酷なことかがすぐに分かります。
それをブラウン監督は変えたのです。
とくに、ピッチャーの苛酷な投げ込みに対しては、
「それはピッチングとはいわない。何も考えずただ投げているだけだ」
といって、1人10分、約50球に制限したようです。
ここまでを聞けば、当たり前のことをやったように思えます。
日本のプロ野球の練習は、カープにかぎらず長時間すぎるとは、アメリカからやってくる選手や監督によくいわれることだそうです。
彼らは、長時間だらだらとやるよりも、集中して短時間でやったほうがいいと考えるのが常識であり、それ以外に選択肢を持たない。
実際、アメリカの練習法はそうで、チーム全体で朝から日が暮れるまで合同練習するというようなことはまずない。
それでは足りないと思った場合は、個人で練習すればよいという考えです。
なぜなら、選手はみな個人事業主のプロフェッショナルなのだからと言うこと。
きっと、ブラウン監督もそう考えたのでしょう。
ところが、就任4年目のファイターズのヒルマン監督は、ブラウン監督とまったく反対のことを打ち出してきました。
去年まではブラウン監督と同じように考えていたらしく、ファイターズの全体練習は昼すぎに終わっていました。
ところが、今年はそれが終わるのは午後3時すぎで、そのあとも主力の小笠原や坪井、稲葉らまでが夕方まで特打ちをしたというのです。
それに対するヒルマン監督の答えは以下の通りです。
「この国では多く練習し、投手は投げ込まなければならないということを学んだ」
つまり、これまでは、アメリカ流に短時間で集中して練習し、それで足りない分は選手個人の自主性にまかせるという方法をとってきました。
しかし日本でこれをしていたら野球にならないと気づいたといっているのです。
手取り足取り、ああしろこうしろといいながら、朝から日が暮れるまで練習させないとどうにもならないという事ととらえてもいいのでしょう。
これは日本がプロになるまでも長時間練習を喫する社会だからでしょう。
結果はどちらの監督に吉と出るか分からないが、どちらも日本人として考えさせられる話で、もしかしたら、今後の日本のスポーツ界が少しずつ変わっていくかもしれません。
大黒、ハットトリック達成。
グルノーブルの大黒にひさびさの明るいニュースです。
ここ7試合無得点だった大黒だけに、ワールドカップ前の海外移籍はやはり失敗か?との意見がでていましたがここに来て結果を残しました。
フランス2部リーグのバスチア戦でハットトリック達成。
大黒らしい3点でしたね。
この調子で量産体勢を築いてほしいものです。
1月に加入してから11試合目。
これまで1得点のうっぷんを晴らすかのように爆発しましたね。
ジーコ監督に対してもンバー入りへ大きなアピールとなったのではないでしょうか。
またジーコにとっても、うれしい知らせとなったことでしょう。
最終予選で幾度となくジーコジャパンを救った救世主が本番へラストスパートを始めたと見ていいのではないでしょうか。
これからの大黒に期待してきましょう。
筋書きのないドラマ、終演。
先ほど春の甲子園「センバツ」が終了しました。
今回で78回目を数える選抜高校野球大会の決勝戦が行われるのはもちろん、兵庫県西宮市の甲子園球場。
決勝のカードは春夏通算4度の優勝を誇る横浜と、初出場の清峰。
そして栄光の優勝旗をかざしたのは横浜高校でした。
終わってみれば21-0の完勝。
21点を奪ったことよりも0点に押さえての勝利がうれしいと語った監督の言葉が印象に残りました。
横浜は選抜大会では3年ぶりの決勝進出で、怪物松坂(現西武)を擁した第70回大会以来、8年ぶり3度目の優勝を果たしました。
点を取られた清峰高校の投手陣は、自分たちがゲームを崩してしまったと責任を感じていることでしょう。
ただ、わすれてほしくないことは、決勝で21点とられたという記録を不名誉なものだと思わないでほしいですね。
決勝戦でよくない記録を作れるのは、決勝戦に立つことが許された限られた選手だけだということを忘れてほしくないです。
そしてこれをかてに夏を目指して頑張ってほしいですね。
対する横浜も春夏連覇を目指し、春の王者が夏の甲子園で活躍する姿が目に浮かびます。
負けたチームも勝ったチームも、一生忘れられない思い出となったでしょう。
清峰をはじめ全てのチームが目指した優勝旗は横浜高校がもっていくことになりましたが、それ以上に大きいものを日本中に届けることができたのではないでしょうか。
また、この姿を見た野球少年がいつか甲子園に立つことになるのです。
そんな野球少年たちに夢を与えることができたのではないでしょうか。
これこそが世界で一番レベルが高いと言われる日本の高校野球が誇る最も大切なものといえるでしょう。
この上ない筋書きのないドラマ「甲子園」が今日、幕を閉じました。
そしてまた夏、あたらしいドラマが生まれることになるでしょう。