京都は宇治田原町にあります正寿院(しょうじゅいん)さんです。
JR宇治駅からバスに乗りました。宇治駅からは平等院しか行ったことがありません。バスは市街地を抜けて山道へ、また開けたところに出たと思ったらまた山道へ…
この辺りは宇治茶の生産地らしく、茶畑がたくさんありました。30分ほど揺られ、維中前のバス停で降りました。
そこで少し待ち、コミュニティバスに乗り換えます。
またひたすら山の奥へ入っていくみたい。
15分ほど揺られ、奥山田というところで降ろしてもらいました。
降りたところはこーんなところです。
ぽつんとひとり…
ここをひたすらゆけばよいみたいです。
日傘をさして歩き始めたのはいいものの、ひたすら緩い上り坂
ハートの窓が目に飛び込んできました。
可愛い〜
猪目とは日本に古くからある文様の一つ。この形は昔から魔除けや福を招くと言われ、寺院でよく見る建築様式。
また、宇治田原町は町全体がハート形をしているのですって。
ハートの色は四季によって変化するそうで、春は桜のピンク、夏は緑、秋はドウダンツツジの赤、冬は雪の白。
お寺の方の話ですと、これができてからまだ1年経っていないので、赤や白はうまくいくかどうか…とおっしゃっていましたが、いえいえどの季節にも見に行きたいほど素敵な窓ですよね。
群馬県民なので暑さには慣れてるつもりでしたが、京都は山奥でも暑いのね。
50年に一度公開される秘仏で、前回は平成2年だったそうですが、今回重要文化財に指定されたので、特別に18日まで公開されていたようです。
五色紐で結ばれていて、その先には腰を少しひねり、優しく穏やかな雰囲気の美しい観音さまがおりました。
来て良かった・・・
左上の風鈴は、ただいま風鈴まつりの期間だけみたい。
次回は風鈴まつりの写真をお送りします