光と影の中間の存在。 見つけました!  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
   
   
たいへんだぁっ! 昼間なのに月が出てたよ! 
なんのことはない。
誰も慌てもしない。
   
古来より、何億年と、当然なまでに存在したことだ。
この地上に朝陽が昇り、月影が浮かぶ大洋に 
風が吹いて、雨が降り注いだ日々の中で 
ある日、こんなふうに創られた人間は 
やがて自分たちの子孫を繁栄させ 
そこには多くの人類の営みが育まれてきた。
時にして、太陽は、その光りと熱を恵み 
暗闇には月あかりが陰をつくることも 
ずっと長い間、繰り返されてきた。
ここに生を受けた者の頭上に輝ける星の動き、点や線。
すべてにおいて見えるときと見えないときがある。
ところが、ある時は太陽と、この澄んだ青い星の間に
真っ黒な陰で月の姿が見えることもあれば 
やがて没むべき夕陽を背にして
その向かい側の青空に白い月が浮かぶこともある。
   
    HalfMoon002
    画像装飾:南まさあき 2007年1月31日。夜。 
   
何千年、何万年、何億年の間 
その青空に浮かぶ月を見た者は、その瞬間は 
わずかに限られたものであったかも知れない。
それでも、月と太陽なくしては生きられない人間。
そしていつかまた、自分自身が生かされることを知る。
そういう人類も既に、何百光年彼方の星と同じくして
繰り返し繰り返し、生命の誕生と没落にあった命や光の数々の中で
光も影も、決してバランスを失わず。
そこで時より、神秘的なようで実は当然の如く
青空に浮かんだ白い月。
   
    HalfMoon001
    撮影:南まさあき 2007年1月30日。晴天の午後。孤島にて。
   
長い長い歳月の中で、幾たびも繰り返された姿のひとつ。
陽の中の陰なのか? 
陰により知る陽の有り難味なのか? 
いや、陰でも陽でもなく、その中間に“生”がある瞬間…ですね。
 
俺は、その確実な存在の横を通過する、一瞬にして見えない線。
そういう流星…。いいえ、
昼は肉眼では見えない星屑の塵でしかありませんが。
おそらく。
   
   
http://blog.livedoor.jp/assimilate/archives/50742795.html#comments
   
   
いつも生きる勇気を与えてくださり、ありがとうございます。
ワックスをかけたボンネットに映る、雨あがりに観る冷たい月の姿も、きっと
あたたかい歌にしてしまう方 にも よろしくお伝えください。
   
   
   
   
   
   
   
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