この人類が造作した教育では最早、悟り得るモノはない。少なくともこの時代においてはな。(仮題) | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
   
   
夏の真ん中なのに、もう夏が終わっちまうような天気も続いて
晩夏でも秋でもなく、世間では夏休みも始まったばかりなのに
俺の家の周りでは、午後3時を過ぎると蜩が鳴いてるし
今日なんて、台風が近づいてる日のような天気で
またもや湿気も多く、風も生ぬるい。
ここは例年なら爽やかな夏が繰り広げられる佐渡なのに、
熱帯雨林地帯かと思うほどジメジメ、ジトジトしてて
その割にはアマガエルのゲコゲコ、ケロケロは少ねぇし
どこでどうなっちまってるのか? 
夏はどこへ行っちまったのか? 
やっぱりこれは、あっちの方で戦争みてぇな空爆やったときの噴煙が
大量に上空へ舞い上がったために
それが地球上の大気の流れを変えちまって
かつて四季がハッキリとしてたはずの日本に変な雨期をもたらしてるように思う。
   
はい、ここで息継ぎ3回。
へぇ。
   
いやぁ、ほんとに変な季節だ。
冷夏でもなく亜熱帯でもなく、日照りのつづく暑さもなく
雨にも負けて、風にも負けて
愛のない欲望の街角をオロオロ歩き   この辺はダブルでパクリ)
夏がない。
まさに、LONG MAD SUMMER だな。 
   
   
http://ameblo.jp/badlife/entry-10003153095.html
   
しかも、ステージⅡ。
第二ラウンドのゴング から、
次のタイムカウントは
既に始まっている。
   
   
この詩 (?)は、『BAD LIFE 』からは外してしまった。
書いたときも、なんでそんなことを書いたのかがよく判っていなかったし、
そのときはまだ、俺のスタートが決っていなかった。
今日はもう、それが、だいぶハッキリとしてきた。
21世紀も6年目になると、
ようやく「このままではマズイ」と気がついた人も増えてきた。
世紀末論が騙られていた時期とはちがう。
明らかにちがう。
   
   
   
   あの日、俺が視た未来は
   今日でもなく
   今の人類と、それ以前の人類が犯してきた過ちの教訓でも、格言でもなく
   単なる明日だった。
   
   ここで今、我々が選択すべき自由は、死ではない。生だ。
   かといって俺は、どちらにおいても、その指揮は執らない。
   それは俺の役目・役割ではない。
   
   今後もしも、何者かが独裁的な支配を考え
   その目論みのために突き進もうとするなら
   人々はその支配の試みの中で
   狭い狭い思想や宗教宗派の中で
   他人が造作した教育による常識の中で
   生かされていることへの感謝を忘れ
   義務を怠り、すべてを投げ出して
   滅亡の一途を辿るだろう。
   ところが、そう簡単に人は人を操れないし
   人間が人間を教育できるものではない。
   個人個人の価値観はちがっても
   立場がそれぞれに異なっても
   勘違いや錯覚から眼を醒まして
   それぞれに異なる自分の役割と
   生きる理由を見出さなければならない。
   
   極めて過酷だ。
   大人であればあるほど難しいかもしれない。
   それでも、まだ何も終わってない。
   立ち止まるのもいいけど
   振り返って少し休む時間も必要かも知れないけど
   この惑星の命は止まっていないし、止まらない。
   我々はその中で生かされている。
   
   産まれときに息を吐き
   また鮮しい空気を肺に取り入れ
   絶え間ない潮の満ち干きを知り
   大地の鼓動に耳を傾け
   東西南北から吹き付ける風の息吹に身をさらす。
   そうやって生命が繰り返してる中で
   生かされている。
   そこに、何の権利があるというのか…
   感謝しかねぇじゃん。
   
   人間として産まれてこれてよかったよな。
   逃げ出したり、投げ出さない限りは…
   
   
   
       明日へつづく。 ☞ http://ameblo.jp/badlife/entry-10015208486.html