丘の上の俺たち
太陽が雲を退けて
この丘を照らしたとき
俺は壊れたオルゴールの蓋をあけた
花はとても楽しそうに咲いて
鳥は歌っている
君たちは今日まで何をしてきたのか
改めて云うまでもなく
俺はよく知っている
俺は君たちを取り残したくはなかった
なぜなら 一度は共に語りあえた仲だから
でもきっと 俺の心の中で生き続ける…… just my friends
君たちが額の汗を拭おうとして
ポケットのハンケチを摑んだとき
俺はこの丘でオルゴールを奏でた
風はとても爽やかで優しく
虹は美しく眼の前を遮る
君たちがこれから歴史を築って!?
ハッキリ云わせてもらうけど
そんな肉体で これ以上 何ができるのか
これから世の中に取り残されて行くだけさ
かつて俺にとって君たちが必要だった時もあった……
最早 地球上に必要とされてないかも知れない
太陽が雲に退かれまいと
この丘を照らしたとき
俺は壊れたオルゴールの捩子を巻いた
花はとても楽しく香り
鳥は歌っている
俺たちが今日まで何をしてきたか
改めて云うまでもなく
君たちにはまだ解らない
88'Feb 20th pm10
poetical basic works， from “ Block Head ”
とある政治組織の組事務所にて明日の会合資料づくりに忙しい方の、 …赤ハタのトナー換え ？ 2006dec25th公開済み