ー『ブーメラン』

アルバム9曲目『ブーメラン』のお話。

アルバム作るとなるとさ、やっぱ遊びがある曲作りたくなるやん?脱力系というか。

とか言ってて結局作りこんじゃうんだけど。

しかし“ブーメラン”って言葉はカッコよいよね。
“忍者”とか“ランボルギーニ”とか、そういう男の子ゴコロをくすぐる響きだよね。
でも曲タイトルで考えると秀樹だよね。

だもんで、投げたものは返ってくるよ、ってな
人間社会の不思議な摂理というか道理というか、道徳的な内容かな?
そういうの、なんて言うんだっけ?
そうそう“因果応報”だね。

まさにサビのコーラスで“因果応報 因果応報”って歌ってる。
ここらへんのノリが脱力系を目指した名残りがあるけど全編通してはやっぱ気合いの入った曲になったよね。

アタマのベースからカッコよいし。
しかし『Brother』といい『ビルディング』といい、
カッコいいベースフレーズを作って、ベーシスト マシューをフィーチャーしてるやん、偉いね。ボク。
こういうのなんだろうね?他のパートの方が客観的に作れるもんなのかな?
誰か、ボクをフィーチャーするようなカッコいいギターフレーズ作ってーな。

そしてそして歌。
こいつは自由気儘にソウルフルに歌いたいなぁと思ったが理想がどんどん上がっていって、結果支離滅裂なテンションになり、むしろそれがさらにさらに結果良かったって感じ。
なんか酔っ払ってんの?みたいなテンションが、そのソウルフルってのを作れたんじゃないかなぁ。

あとギソロは、レスポールを使った。
あのチョーキングをギリギリまで粘って爪弾く部分がオトナになって良いギター弾くようになってなぁと自分自身で感心したりして。

おそらくこの曲は音源とライブで完全に割り切ったアレンジになるんじゃないかな?
そこらへんも楽しみにしてもらいたいとこです。

偉そうな相手にガーッと言ってやりたいわぁ、ってヒトにオススメな曲です。

Miney
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