2017.01.13 大腸の内視鏡検査 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

今日は、大腸の内視鏡検査の日だった。検査は昨年の2月に受けて以来だ。

毎度であるが、下剤(ニフレック)を朝から飲まなければならない。これがつらい。

最初の2~3回は良いが、その内匂いが我慢できなくなって吐き気を催してくる。

もうこれで確か四度目だと思うが、飲めるコツを少しは判ってきた。

ニフレックは常温だとのみにくい。冷蔵庫で前日から冷やしておけば、よりgood

それに匂いで飲めなくなるので、鼻を抓むか息をしないで200mlを一気に飲む。

口の中に下剤が残ってしまうので、少量の水を時々飲んでみる。

まあ、こんなところかな。

 

検査は予定時間を一時間半も待たされた。担当は女医さんだった。

今回も横になってモニターを見ながら検査を受けた。

時間にして30分位だった。最初に大腸の奥までカメラを入れる。

一番奥まで行くとお腹が張ってくる。

それから徐々にカメラを抜きながら撮影していく。

モニターを見ながら異様な部分がないかしっかり見たが、きれいなピンク色の大腸が見えただけだった。

途中で大腸の手術をした部分を教えられた。

言われれば成程と思う程度であったが、綺麗に吻合されている事をありがたいと思った。

担当の医師からも、「特に問題ないと思います」と終了を告げられた。

正直ホッとした。

 

一年ぶりの大腸の内視鏡検査であったが、再発もなく無事であったようだ。

来週から入院しての抗がん剤治療が始まる。 どんな副作用が出るのか不安だが、仕方がない。

抗がん剤で癌が消えてなくなるようなことは期待できないらしい。良くて現状維持か、少しは小さくなる程度か。

それでも、効果を期待したいものだ。