手術後八日目 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

今日も引き続いて炎症が治まらない。
食止めにして点滴及び抗生剤の投与を続けている。
熱は、朝方に37度7程もあったが、次第に下がって夕方には36度半ば位になった。
だが、ドレーンの挿入部辺りが赤く腫れているようである。
痛みも継続している。

午後からは抗生剤の量を増やして点滴を続けるとしている。
この炎症が収まれば、当初の予定通りにドレーンを抜いて食事が始まるはずであるから
今は兎に角気長に待とう。
自然治癒でも抗生剤によるものでもいずれ炎症は治まるとは思うが...。

抗生物質は「ゾシン静注用」。
適応症は「敗血症、肺炎、腎盂腎炎、複雑性膀胱炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎」
現在、点滴で投与しているが、三日目になる。
急激には回復しないのであろうか。

お腹については、以前は咳やくしゃみをすると強烈に痛かったし、笑っても同様だった。
でも、今日現在で言えば、これらについては何ら痛みはなくなった。
それだけ手術による直接の痛みはだいぶ治まってきたものと思われる。
しかし、このドレーン周辺の痛みと炎症は継続している。

朝の採血による結果でもやはり炎症反応が出ているとの事である。
何時になれば炎症が治まるのか。