コロンボ刑事にロンドンで会った | 世界一小さい新聞

コロンボ刑事にロンドンで会った

今日の夕方、ロンドンのパディントン駅近くを歩いていたら、
いつものように、黒人の女の子が行き交う人々に、
ロンドンのフリー・ペーパー「ロンドン・ライト」紙を配っている。
誰もがこの「タダ」は嬉しい。
もちろん私も一部手渡された。


パブでエールを飲みながら、
パラパラ読み始めていた私は一つの記事に驚いた。


あの「刑事コロンボ」役のピーター・フォークがアルツハイマー病を患い、
家族がロサンゼルスの裁判所に保護を求めたという記事が載っていて、
“Disoriented” (道に迷った)Peter Falkという風な
写真のキャプションがついている。


世界一小さい新聞-columbo


あのコロンボ刑事も今年81歳になった。


裁判所に保護を求めている彼の娘さんによると、
このままでは、不動産など財産を簡単にだまし取られてしまう危険があり、
非常に心配なので、健康と安全のために
常時監視体制が必要な状態だという。


6ヶ月前に車の事故を起こし、脳にダメージを受けてから
病状がひどく、また腕を振り回し、奇声を発しながら通りを歩く
フォーク氏の姿が目撃されており、
最近、人々の関心を呼んでいたようだ。

私も「うちのかみさん」と一緒に心配している。