とっても可愛いお話を教えていただきました
りゅうくん(3歳5か月)にはチョット早かったみたいなんだけれど(お話の長さは大丈夫なんだけれど、鈍い男子ーなので笑)ひたすら私がキュンキュンした
定価:¥ 950+税
出版日:1995/10/17
出版社:講談社
作者:松谷みよ子
イラスト:武田美穂
ページ:28
【送料無料】楽天市場で詳細を見る 読み聞かせるなら3歳ごろ~
|
朝。2歳のモモちゃんは、お母さんと猫のプーといっしょに『あかちゃんのいえ』へでかけます。
猫のプーは『あかちゃんのいえ』で人気者なんです。
(でもプーはモモちゃんの1番人気でいたいってひそかに思ってる)
モモちゃんは歩きながら、つぎつぎに目についたモノの名前をお母さんに尋ねます。
『あれは。』
とモモちゃんが聞いたモノ。
高い木の上でシャンシャンシャンと、なっているものは、『あおぎりの実』
それが欲しくなったモモちゃんに、猫のプーは木のぼりをして、一枝とってきてくれました。
大切に『あおぎりの実』を持っていくモモちゃんに、猫のプーも得意気です。
だけれど、大切に大切に持っていた『あおぎりの実』を、誰にちょうだいと言われても渡さなかった『あおぎりの実』を、モモちゃんはあっけなく小さなゾウさんみたいな男の子―コウちゃんに渡してしまって……
あおぎりの花言葉は『秘めた恋』
猫のプーからモモちゃんへの、あわい恋心と。
モモちゃんからコウちゃんへの、あわい恋心。
もしかしたら本人でさえ、まだ気づいていないかもしれないけれど、たしかに芽生えている心。
そのどれもが初々しくって、とにかく可愛い
2歳ってもっと赤ちゃんなイメージだったけれど、女の子ってチョットおませさんなところがあるのかな
そういえば、りゅうくんが2歳のとき、押し倒されるようにされたファーストキスの相手も近所の2歳の女の子でした
『あ!りゅうくんだ!りゅうくーん!こんにちはー』
『…………』
『りゅうくん、お茶飲んでるの?お茶おいしいね』
『…………』
『りゅうくん、りゅうくん』
な ん か 言 え よ
夫と私の子なんだから、女の子に言い寄られるなんて今を逃したら永遠にないぞ息子よ
そんな、こっちがヤキモキしちゃう小さなエピソードが少しだけあって、彼女の心変わりとともに息子の恋は始まる前に終わってしまいました。
まざりっ気がなくて、自分のキモチに素直で、まるでなんでもないことのように『好き』って言える。
いつから言えなくなるんだろう。いつから意味をなさない言葉になってしまうんだろう。
伝わらなくなるんだろう。
定価:¥ 950+税
出版日:1995/10/17
出版社:講談社
作者:松谷みよ子
イラスト:武田美穂
ページ:28
【送料無料】楽天市場で詳細を見る 読み聞かせるなら3歳ごろ~
|
いつもいつもありがとうです
◆3歳児にオススメの絵本タイトル一覧