この絵本は先にカルタのほうをお迎えしたのだけれど
りゅうくんが文のリズムや絵をすごく気に入ったみたいだったので、絵本もお迎えしてしまいました
手足のはえたアイスたちが、踊っているような歌っているような
可愛らしいけど、おいしそうな絵に
『あっちゃん あがつく あいすくりーむ』
リズムの良い文がついています。
次のページは、『いっちゃん いがつく いちごじゃむ』
トーストされたパンさんに、いちごジャムさんが一生懸命『なかみ』をぬってあげている絵
側にはマーガリンさんやビスケットさんまでいて、良い匂いがただよってきそうです。
濁音、半濁音含め69の音が登場します(ぢとづは収録されていません)
どんな食べ物さんたちに出会えるかな
りゅうくんはまだ数枚をとりだしてでしか遊ばないから、カルタをお迎えしたときは気づかなかったのだけれど
絵本を読んでいたら、『ぢ』と『づ』のページがない
落丁本と思ったら最後の目次のページも『だでど』と書かれているからどうやら仕様のようです。
『じ』と『ず』とかぶるからかな
『ぢ』や『づ』からはじまる食べ物もなかなかなさそうですしね。
『わ』『を』『ん』はあります
赤ちゃん絵本として定番な大きさ『だるまさんと』(かがくいひろし作/ブロンズ新社)と並べてみました。
チョット『あっちゃんあがつく~』のほうが小さめです。
ただ144ページあるので、厚みはあります。3センチくらいかな?下の白い本は『だるまさんと』です。
絵本の最後には…
◆あなたは○ちゃん?自分のオリジナルページをつくれる場所
◆目次(『あ』や『い』が何ページにあるか見れる)
◆あっちゃんあがつくを歌って楽しめる楽譜
がついています。
オリジナルページは、見開きひだりに『○ちゃん○がつく』と文字が書きこめるようになっていて、右の空白に絵を描けるようになっています
『さっちゃん さがつく さつまいもゴロリ』とか新たにオリジナルなものを作るのもよし
『りゅうくん』の『りゅ』―拗音はこの絵本にはないので、『りゅっちゃんりゅがつく~』なんて文を考えるのも良さそうですよね。
……未だ『りゅ』がつく食べ物を見つけられていないので我が家では空白なのですが……
我が家にある『あいうえお』の絵本は、いもとようこさんイラストの『あいうえおのえほん』なのですが
どちらもお値段がそれなりにしますし、正直『あいうえお』の絵本は2冊いらないかなーって思っていました。
なので参考に2冊のちがいをまとめておきますね。
◆あいうえおのえほん
ひらがなを覚えるだけでなく、正しい書き順で書くことを教えてくれる絵本。50音。(濁音、半濁音はなし)
◆あっちゃんあがつくたべものあいうえお
楽しいリズムでひらがなと単語を覚えられる。『ば』や『ぱ』など、濁音・半濁音も覚えられる。69音。
このことから、『あっちゃんあがつく~』は単語の吸収期やひらがなを読めるようになるまであたり。
『あいうえおのえほん』は平仮名を書くことに興味がでてきたころに良いのかなと思いました。
もちろん、『あいうえおのえほん』でもりゅうくんは単語をどんどん覚えていったし、平仮名もちょっと読めるようになったので、そのへんのカバーはできると思います。
カルタをすごく気に入っていたので、この絵本もすごく気に入ってくれています
まず絵本にでてくる食べ物さんたちにお顔がついていて、みんなみんな楽しそう(そしておいしそう)なのが目をひくようです。
お気に入りなのはカルタのときもそうだったのですが、『うっちゃんうがつくうめぼしすっぱい』
すっぱい顔を一緒になってするのが楽しいみたいです。
カルタではまだだしていなかった平仮名も興味深くみてくれていて、おにぎりを『ぎゅっぎゅっぎゅー』と握ったり、あつそうな食べ物だと『ふうふう』しながら見ています。
言葉がおそいりゅうくん(2歳7か月)ですが、さいきんいきなり『ママ、これ貸してー』とか言えるようになって毎日単語が増えていたりして
この絵本の単語も一生懸命マネして言ってくれています。
食べ物だけでなくて、動物さんも登場するので、登場人物を注意深く見ていけば、かなり沢山の単語も覚えられるのではないでしょうか
りゅうくんもだいぶ『〝あ″はこの絵』『〝お″はこの絵』というのがつながってきたみたいなので、カルタの枚数も増やしてみようかなと思っています
出版社さんの対象年齢は3歳~になっていますが、2歳くらいからでも楽しめると思います(ページ数が多いのですが、意外にさらっと読めてしまいます)