そろそろクリスマスなので、今日はクリスマスの絵本を紹介しますね
五味太郎さんのしかけ絵本
定価:¥ 1.000+税
出版日:1983/11
出版社:偕成社
作者:五味太郎
ページ:36
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ヘリコプターにのった、白ひげをはやしたおじさんが、とある町におりたちました。
あれはたぶんサンタさん。
今日はどうやらクリスマス。
このサンタさん。窓からチラっとみえたものを頼りに、ろくに確認もせずどんどんプレゼントを投げ込んでいきます。
『ここはねこさんのおうち』
そう決めこんで贈ったプレゼントはかわいいリボン。
でも本当の住人は、ネコちゃん模様のTシャツを着て寝てる大きなブタさんだったり
『ここはどうやらきつねさんのおうち』
と贈ったプレゼントは、三角お耳にフィットしそうな帽子。
でも本当の住人は、背中がゴツゴツのワニさん
サンタさんに見えたものと、部屋のなかの様子はだいぶ違いがあるみたい。
だから大変。プレゼントの数があってなかったり、使い道がなさそうだったり……
次の日、目が覚めた町の住民たちは…
とても秀逸なしかけ絵本になっています。
窓のところがくりぬかれているのですが、たしかに、外から見るとサンタさんのいうとおり『ねこ』や『きつね』のオウチに見えるのです。
でもページをめくると…
1度目は『ぶたさんじゃーん』と騙されながら…プレゼントこれでいいのかなとドキドキしつつ展開をおいかけて読む。
2度目からは、『サンタさん間違ってる』『ワニさんのお部屋だよ』とツッコミを入れつつ読むのも楽しそう。
『誰のオウチだろう』と予測する楽しさと、『みんなは知らないかもしれないけれど、自分は知ってる』という楽しさを味わえる絵本です
ラストも思わずにこやかになる展開で、クリスマスにぴったりのお話
余談ですが、絵本の見開きをチラっとみた夫が『どろぼうのお話』って聞いてきました
たしかに…白い布袋をしょって、付け髭のような白いヒゲの男が窓に近づいている。
なにも言われなかったら確かにそう見えるかもでもまたそこが楽しい。
定価:¥ 1.000+税
出版日:1983/11
出版社:偕成社
作者:五味太郎
ページ:36
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