家に帰って、見守りアプリ解約のために、「S社でどうのこうの」と軽く説明をして、ババモンに委任状を書いてもらった。ババモンは、S社がピンと来ず、カードの手数料と思ったようで、

 

ババモン「そやろ。そやし、もうカードなんて、ややこしいのいらん、て言ってやってん!」

 

と、いつものように、自分はよくわかっている、と言いたげな、わけのわからないことを言う。

 

まあ、毎月2年以上引き落とされていることは、本人は認識してないわけだから、「そういうことにしておこう」と弁償を申し出るのはやめた。

 

 

しかし、ババモンに委任状を書いてもらうのは、なかなか大変だった。お手本を見せながら、私が住所と名前を読み上げたのだが。

 

筆圧もなくなっていて、字がかすれる。横にまっすぐ書けないし、間違うし、字も自信がないのか、どんどん小さい字になって読みづらい。2年前でも大変だと思ったが、それ以上になっている。

 

今後、また委任状が必要になる事態になると大変だな。成年後見人という制度があるらしいけど、あまり利用されていない、と新聞で読んだ。きっと手続きが大変なんだろうな。それにうちの場合は、ババモンの不信を招きそうで、今のところ、とてもそんなことは言い出せない。

 

とりあえず、去年、「まだババモンが住所を書けて、市役所に行けるうちに」と、私と一緒に取得したマイナンバーカードは、今回、身分証明に役に立って、良かった。