キョーリンの山下正弘社長は5月13日の決算記者会見で、今年度から2015年度までの中期経営計画「HOPE100-ステージ1-」について説明し、15年度の医薬品事業の売り上げ目標として、▽新薬群500億円▽先発品群500億円▽後発品群200億円―の合計1200億円を目指す考えを示した。


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 「新薬群」は、気管支ぜんそく・アレルギー性鼻炎治療薬キプレス、過活動膀胱治療薬ウリトス、14年度上市予定の気管支ぜんそく治療薬KRP-108の3品目。KRP-108については、「ベストなICS(吸入ステロイド)のフルチカゾンとLABA(長時間作動型β2刺激薬)のホルモテロールの組み合わせで、ベストインクラスの配合剤として3ケタ以上の売り上げが見込める」とした。15年度の売上目標については、KRP-108は「あまり大きくない数字」としたものの、キプレスで400億円以上、ウリトスで100億円以上と、3品目合計で最低500億円を確保するとした。

 「先発品群」では、去痰剤ムコダインや潰瘍性大腸炎治療薬ペンタサを中心に、効能効果や剤型追加などのライフサイクルマネジメントを積極的に行い、昨年度の合計の売り上げ実績495億円を少し上回る500億円を目指す。

 「後発品群」では、キョーリングループ内での連携強化や、今後40成分以上の品目を新たに追加するなどとした。

■今年度は売上微増・減益に
 11日に発表した今年3月期決算(昨年度)は、国内での主力品のほか、後発品の売上高が86億円と好調に推移し(後発品主体のキョーリンリメディオの決算期は1月31日から3月31日に変更、14か月決算)、全体の売上高は前年度比9.8%増の998億円。利益面では、ペンタサの自社製造に伴う売上原価率の低下などの影響で、営業利益133億円(48.1%増)、経常利益142億円(54.6%増)、純利益88億円(334.3%増)となった。

 今年度の業績予想は、引き続き国内で主力品が拡大する一方、海外での抗菌点眼剤ザイマーの特許切れや、昨年度のキョーリンリメディオの決算期変更の反動などを見込み、売上高は1003億円(0.5%増)のほぼ横ばいになる見通し。利益面では、研究開発費の増加などにより、営業利益127億円(4.2%減)、経常利益134億円(5.9%減)、純利益85億円(3.9%減)と減益になるとしている。




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