12月4日に全線開業する東北新幹線の延伸区間・八戸(青森県八戸市)-新青森駅間(81.8キロ)に17日、新型車両E5系が初めて乗り入れた。本州最北端の新青森駅では公募市民ら約500人が、開業後は最高時速320キロの「はやぶさ」となる新顔を出迎えた。

 10両編成のE5系は午前10時、新青森駅とともにオープンする七戸十和田駅(同県七戸町)を出発。平均時速約140キロで走行し、約20分後、新青森駅上りホームに滑り込んだ。先頭の長い鼻が特徴の緑色の車両が見えると、待ちかねた市民らはカメラを向けたり「早く乗りたいなあ」などとうれしそうに話していた。

 ホームとの間に段差がないかなどを確認するため、鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR東日本が試験走行させた。延伸区間では9月まで速度向上試験などが予定されている。【山本佳孝】

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