2012年02月12日

ようやく国内初鉄ちゃん

テーマ:駅長

 このタイトルを見て、ようやくダラダラと続いている欧州の話が終わったのか、と喜ばれる方もいるだろう。でも、あと2回ほど続くのである。ご了解のほどを。(^^;)


 さて、ようやく国内でカメラを構えることができた。たまたま、今週末に東京方面へ行く用があったので、そのついでに鉄ちゃんに及んだわけであるが、さて、何を撮るかが問題である。


 いまさら「日本海」や「きたぐに」ではないと思うが、でも、無くなるとなると撮ってはおきたい。しかし、このところの豪雪で運転が休止してしまっている。小田急の特急車ももう一度撮りたいが、これはせっかく東京に行くので、これは時間を見つけて撮影できそうだ。


 ところで、今年無くなるもので、どうしても動いているところが撮りたいものがひとつあった。それは、ここ30年くらいの願望であったが、なかなか動くことがない難易度超A級の被写体で、容易に撮影できるわけではなかった。それ以上に、その車両が動くと言うことは大変な状態であるわけで、撮影に行くことそのものが難しかったり、仮に行くことができても、今度は帰ってくることが出来るかどうかが危ぶまれるという、難行苦行の鉄ちゃんになることが想像された。行っても空振りになる可能性もあり、そのリスクを考えると、容易に決行は出来なかった。


 前置きが長くなった。


 では、もったいぶって(^^;)、写真をご覧にいれよう。これである。


「はなぶさ」に集まる仲間たち


 思わず、お!っと声をあげられた方もいるのではないだろうか。


 そう、万葉線に残る除雪車、いまは移動機械になっているが、元射水線で活躍したデ5022である。

 残した目的が目的だけに、容易に出動しない。しかも、移動機械扱いなので、線路閉鎖をしてからでないと運転できないはずで、動くのは深夜である。少なくとも、フィルムカメラでは撮影できない。


 しかし、デジカメを使うことで、撮影に関しての問題点はクリアできるようになった。ちなみにこの写真、ISO6400、1/250でF2.8である。もっとも、ズームを使うと明るさを確保できないので、レンズは単玉である。


 今冬は、まれにみる豪雪で、この車両が動くであろうことが予想された。しかし、撮影のためには、降雪の具合を予想して、動きそうな日にスクランブルをかけないといけない。スクランブルをかけるにしても、平日にはなかなか急に休めない。そこで、チャンスを狙っていたが、たまたまいくつかの条件に恵まれ、撮影行となった。名古屋からは最終の「しらさぎ」に乗車、高岡駅前に宿をとって出動した。


「はなぶさ」に集まる仲間たち


 もっとも、動くかどうかは、これはかなり運に左右される。


 運行条件は、積雪15㎝以上ということで、一晩にこれだけ降ることは、北陸といえどもなかなかない。この時も、「しらさぎ」で行く途中は雪が降っておらず、小松のあたりでは黒い道床が見えるほどで、これは駄目ではないかと半ば諦めた。


 結果としては、この電車を2晩(朝か)撮影したが、一勝一敗で1日は運転していない。では、その日が雪が降らなかったかというと、前日の夕方は「はくたか」が軒並み運休になったというひどい状況で、たまたま高岡のあたりは雪が少なかったものの、北信越のどこかでは雪が降り積もっているのである。ゆえに天気予報だけでは、動くかどうかの判断ができないのが悩ましい。


「はなぶさ」に集まる仲間たち


 とはいえ、今年になって、新しい除雪車を導入するため、除雪車としてはお役ご免になることが新聞で報道されたことから、今年度は、若干、基準をゆるやかにして運転をしているという。また、例年以上の豪雪もあって、運行回数は多くなっているようだ。


 この日は、午前4時40分頃、高岡駅前に到着。すぐに米島口に折り返していった。たまたま、駅前にタクシー乗り場があり、この時間でも運転手が待機していたことから、タクシーで本丸会館まで追跡し、数回撮影した。ようやく長年の念願がかなったわけである。


 ところで、この写真だけを見せたのでは当ブログらしさがない。そこで、スペシャル映像を。


「はなぶさ」に集まる仲間たち


 まずは、射水線で活躍していた時のデ5010形。豪雪で、前にスノープラウを付けている。


 そして、もう1枚は同線の除雪用で活躍していたボ2。もと富岩鉄道(現富山港線)の名車である。


「はなぶさ」に集まる仲間たち


 今回、久しぶりに豪雪の北陸を訪れ、北国の鉄路における雪との戦いの厳しさを痛切に感じ入った。おそらく、今、この時も鉄路を確保するため、果てしのない戦いが続けられていることだろう。それら鉄道員の方々に敬意を表したい。(駅長)






コメント

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1 ■除雪車の撮影

どこに行っても、除雪車と撮るというのは情報もさることながらそれなりの体制を整えておかないと、とんでもない危険が伴うもの、と認識はするものの、雪を跳ね飛ばしながら走ってくる迫力を一度は目に焼き付けておきたいものです。
射水線で活躍していた車両が今でもこうして頑張っているとは、驚きでした。でも今季が最後のチャンスなのでしょうか、見事に撮影できたようで、何よりです。(出札掛)

2 ■さすがですね~

これを撮りたくて大阪から日本海を2度も予約しながらウヤになって、念願が果たせていない友人がいます。
 さすが駅長さん見事に高精度予測&スクランブル発進でGETされましたね。
 素晴らしい出来栄えで、当方には絶対真似できない作品です。無理に撮りに行こうとせず、この写真を見ておとなしくしています。(車掌長)

3 ■日本海ではなく・・・

 きたぐにでしょうね。定時で運行されれば、ジャストの時間ですが、まあ、これが動くときにはかなりの確立で運休となるでしょう。駅前のホテルは、3900円で泊まれるので、先に現地に入ってしまった方が良いと思います。
 今週末にまた大雪だそうですから、スクランブル発進はいかがでしょうか?JRは止まっても、意外に高速バスは運行しているので、多分、無事に帰れます。撮影の折りには、ぜひ、長靴をお忘れ無く。(駅長)

4 ■激闘の後

雪まみれのデ5010、鉄道線と専用軌道区間でひと仕事を終えて併用区間に入り、ホッと一息という場面だと思いますが、車体に付着した雪の具合から激闘の後を物語っています。暖冬傾向のおかげで動く機会は極端に少なかったと思いますが、今シーズンは記録的な大雪のため、チャンスの順番が回って来たんじゃないでしょうか。いずれにしろ、このようなレアなシーンをゲットするには事前の情報収集と運の強さが必要だと思います。永年の宿題のクリア、おめでとうございます。駅長様は射水線の現役時代をご存じだけに思い入れも人一倍だったということをご察し申し上げます。デ5010もそうですが、ボ2のラッセルシーンには感動を覚えました。(電車運転士)

5 ■知らなきゃ良かった

まさか、この後、もう1往復、越ノ潟まで往復していたとは・・・。
http://red.ap.teacup.com/c-tram/654.html
数カットで満足して、ホテルに戻るのではなく、車庫のある米島口まで、しつこく追いかけるべきだった。(>_<)
いつものこととはいえ、ツキ、判断、いずれも中途半端。
まあ、雪の中、追っかけていたら、今頃、ダウンしていたかもしれないけれど。(^^;)(駅長)

6 ■射水線

初めて書き込みいたしますm(_ _)m

いい作品を見せていただき、有難う御座いますm(_ _)m
射水線の関する物が減っていっているので、この作品も貴重な物になるでしょう♪

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