【アーカイブス】昇圧前後の瀬戸線-3 | 「はなぶさ」に集まる仲間たち

【アーカイブス】昇圧前後の瀬戸線-3

 引き続いて、1500V昇圧を控えて瀬戸線に導入された6600系と3780形の転入の様子をご覧頂こう。

 

 6600系も3780形も、国鉄線を経由して大曽根で瀬戸線に入り、デキ200形電気機関車で喜多山あるいは尾張瀬戸に回送され、整備が行われた。ネガの撮影日から見ると、1月21日に6600系の最初の編成が輸送され、次回は28日に行われている。6600系は6編成有り、多分、毎週同曜日に輸送されているから、3度目は2月4日だったのだろう。

 この回送を2度にわたって撮影に行っている。多分、情報通さんから情報を貰ったのか、当時のこと故、駅で教えて貰ったかもしれない。しかし、資料の保存が悪く、輸送関係の資料は手元にない(だろうと思う)。今にして思えば、何でも取っておいて、メモも残していないといけないことを痛感するが、後の祭りである。


 さて、6600系は日本車輌から2編成を組にして輸送された。


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 なんと牽引機はゴハチである。これで稲沢(多分)まで行って、機関車を付け替えて中央線を運行する。


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 こちらはDD13の牽引である。タイミング良く7000系と並んだ。


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 大曽根で機関車を瀬戸線のデキ200に付け替える。


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 大曽根の連絡線を降りてくる6600系。有効長の関係で、1度に降ろせるのは2両ずつである。


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 大曽根の構内で編成を組みなおす。瀬戸線内の輸送のために前後にデキ200形が付けられた。

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 6600系の輸送は3度撮影している。いずれも矢田と守山の間である。


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 ここはお馴染みの場所(^_^)。
 離れた横位置からも回送を撮影している。


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 6600系に続いて、3780形の輸送も行われた。こちらは10編成あったので、5回輸送しているはずである。


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 こちらも毎度お馴染みの場所である。まあ、当時の瀬戸線で撮りやすかったのは矢田川の鉄橋、印場、旭前ぐらいであったので、どうしても撮影場所は限定されてしまう。


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 6600系と同じ場所で撮影した写真もある。輸送された6600系は喜多山の側線に留め置かれた。


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 何か最近、4000系と6600系を同じような角度で撮ったような覚えが・・・(^^;)左側のモ700とク2320の編成は、このあと揖斐線に転属したはずである。(駅長)