アロハ!
今週は火曜日から日曜日までハワイに行きました。
100円パソコンをカバンに入れて、ワイキキのホテルから
旅のレシピをお届けしています。
便利な世の中になりました。
●ハワイからアロハ
ハワイは昨年末のホノルルマラソン以来です。
4月のハワイは気候も良く、旅のベストシーズン。
今回の旅は私を含めて総勢10名。
60代のご夫婦がひと組。
60代~70代のご3名の家族がひと組。
お母様が大正生まれ、息子さんとご参加。
80代のひとり参加の女性おふたり。
息子さんを除けば最年少が還暦と言うシルバーツアー。
しかしその体力、好奇心、向学心、食欲には脱帽。
私達旅行業界は完全にお客さまの望むことを勘違いしていると、
この旅でますます想いを新たにしました。
☆お客さま語録
・初日の夜、お食事の希望をお伺いしたところ、
「どちらかと言えば、和食よりお肉がいいわ」
・アラモアナビーチパークで快走するセグウェイを見て、
「あ、あれ何?乗りた~い。」
・せっかくだから泳いで来るわ。
・え、もうホテルに帰るのですか。寂しいわ。
・(夕食の後)おなか空いたわ、あれじゃ足りないわね。
すべて80代女性(大正12年~昭和3年生まれ)の発言です。
60代のお客さまが腰を抜かしそうになっていました。
これらのお客さまは多少足腰は弱くなっていますが、お元気です。
私を含めた社会の先入観は、
「ご高齢のお客さまだからご飯に味噌汁だろう。」
「そもそもビーチリゾートに興味などないだろう。」
です。
激安格安でなくても良いし、かと行ってオーシャンフロントの
スイートルームでシャンパンを傾けたい訳でもない。
この中間にいるお客さまに向けたサービス提供が欠落しています。
・事前にご本人やご家族が不安に感じることを丁寧に解消して
・現地では時間配分に細心の注意を払い
・体調やお体のようすを見て、決して無理をしないように助言し
・メリハリをつけて楽しむべきところで一気に楽しんで頂き
・やりたいこと、叶えたい夢を実現するお手伝いをする
今回、ホテルはスタンダードクラスです。
でもこのホテルは目の前にスーパーマーケットもあり、
スタッフのホスピタリティも気持ちよく、
いざとなれば日本人スタッフのサポートも期待出来ます。
やや古いですがお部屋もまずます広く、
観光の途中にちょっと部屋に戻って小休止するには
とても便利なホテルなのです。
ホテルそのものの滞在を楽しむハワイもありますが、
さまざまな「体験」を通じた好奇心を満たすことが旅の目的なら
・誰と旅をするか
・どんな時間を過ごすか
・何を食べるか
など、とても大切なことです。
ちなみにご高齢の方は肉が大好きです。
自宅では食べないですよね。
せっかくの旅行なのだから、脱日常なのです。
80代のお客さま、
初日の夕食は牛肉をガツガツお召し上がりになっていました。