しばらく前からドラエモンの声が変わり、予想通り賛否両論である。
夜七時という放送時間なので、まだ見たことはないのだが、スポットの番宣で一瞬声が流れたのを聞いた。大山信代とは全く違う、高く可愛らしい声だった。
大山信代のだみ声になじみがある世代にとっては確かに違和感があるだろう。しかし本来のターゲットの子供達はどうだろう?たぶん最初はあれっ?と思うだろうが、それほど気には留めないのではないだろうか、子供なんてそんなもんである。
今回、高年齢化という避けられない理由あり、声優をすべて変更し、冒険とか賭けなどと言われているようだが、製作側はむしろ今回の交代でリスクを犯してでも新しい作品としてドラエもんを作り直したかったのではなかったのかと思う。特にドラエもんに大山信代の声と全くイメージが違う声優を採用したところにその意思を感じる。この点は、物まねでそっくりな声を出す声優が跡を継いだルパン三世とは対照的である。峯不二子はどうするのか。どうでもいいことだが、じつは一番気になる問題である。
欧米のカフェテリアや学食でよく見かけるメニューに『ライスサラダ』というのがある。
米を少し硬めに茹でたものを生野菜と一緒にドレッシングで和えて食べるのだが、これを「まずくてとても食べられない」という日本人が多い。
発行人はなかなか美味いと思うのだが、「まずい」という人たちは一様に、「ごはんが固い」とか「ごはんにドレッシングをかけるなんて・・・」と言うのだ。つまり日本の”ごはん”としてライスサラダを食べるので「まずい」のだ。ごはんではなくて、米を使った料理と思えばまた違った味わいとして楽しめる。
新しいドラエもんも、頭のスイッチを切り替えて見ることが必要だろう、あのだみ声になれた大人は。そこまでこだわる人がいればだが・・・。
さて画像は、マクドナルドのハッピーセットのおまけ、ドラエもんの原点、タイムマシーンである。
三種類あるのを息子がほしがり、女房が「一つだけヨ!」というのを「全部GETしろ!」とコレクターの悪癖丸出しで言ったものだから、二日酔いにも関わらず二つもハンバーガーを食べさせられるはめになってしまった。