【転記】【絆―阪神大震災から17年】 教訓の継承、東日本へ「頑張って生きることが一番の供養」 | Love! Music& Love! Life

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パソコン【絆―阪神大震災から17年】
教訓の継承、東日本へ「頑張って生きることが一番の供養」

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$Love! Music& Love! Life-120117_「1.17」のつどい




















6434人が亡くなった阪神大震災は17日、発生から17年を迎えた。
神戸市など各地の追悼行事には東日本大震災の被災者も出席し、
発生時刻の午前5時46分に合わせて黙祷(もくとう)をささげた。

東日本大震災では、建物の倒壊や津波などで1万5千人以上の命が
奪われた。復興までの道のりには公的支援の在り方など課題が山積
するとみられ、阪神の教訓の継承が一層重要になる。

犠牲者の名前が刻まれた「慰霊と復興のモニュメント」がある神戸市
中央区の公園「東遊園地」では、竹灯籠が「1・17」の形に並べられ、
集まった市民や遺族がろうそくに点火。両親を亡くした神戸市灘区の
池水久実子さん(65)は「東北の震災を報道で見て、また遺族が出る
と思うとつらくなった」と涙を浮かべた。

東日本大震災で妻=当時(57)=と3歳の孫を亡くした岩手県宮古市
田老の市職員、小幡昇さん(58)は「亡くなった家族を思い出しました」
と穏やかな表情で明かりを見つめた。

モニュメント前で開かれた神戸市主催の追悼集会では、阪神大震災で
長男、伸泰君=当時(8)=を亡くした同市灘区の介護福祉士、堂内
有香さん(52)が追悼の言葉を朗読。「壊れた心の傷は一生ふさがら
ない。それでも頑張って生きることが長男への一番の供養になる」と
述べた。

続いて、神戸市の矢田立郎市長は「震災で得た経験を被災地支援に
役立てていく」と誓った。

宮城県名取市の佐々木一十郎市長も集会に参加し「神戸に元気を
もらった。町をつくり直していきたい」と話した。追悼行事は、被害が
大きかった神戸市長田区や兵庫県西宮市などでも行われた。

カメラ写真キャプション

神戸市の東遊園地で開催された「阪神淡路大震災1・17のつどい」
=17日午前5時50分、神戸市中央区(土井繁孝撮影)

(msn.産経ニュースWEST 2012.1.17 09:13)