美の観点 | A Diary of Fromm

A Diary of Fromm

books, fashon, music, nature, culture, hobby etc.
I am a person,writing novels and essays.


最近、そうですね、九月に入ってから


鏡を見て


なんと 顔色が良く、美・・が にじみ出ているのかと


自分の顔を、見ています。


八月は、忙しかったから


ほとんど毎日にように、休みなく過ごした仕事三昧の夏。


さて、九月に入っても


相変わらず 働き続けていますが


なぜか、最近、顔色がとても良いです。








体重は、この夏で だいたい四キロぐらい太りました。


もしかしたら、パーンと 太って肉付きがよくなって


顔のシワが 伸びてしまった・・とか?!








たぶん、気分のものでしょう。


とりたてて真新しいことは無いのですが


最近、見ていて幸せな気持ちになるバッグに出会いました。


もちろん、まだ購入していません。


『まだ』 と書くあたり、購入する気持ちは満々ですが


もう少し、蓄えてから、何かの記念に


自分で 自分に 購入したいと 思ったのでした。







めったに、百貨店やお店に足を運ばない


運んでも、だいたい決まったところしか見ない私が


初めて、足を運んだヨーロッパの古いブランドのようです。


存在も知らない名前でしたが


日本では知名度が低いらしく、なかなか高評価を得ている老舗のようでした。








・・


春から夏にかけて


久しぶりにデパートでいろいろと目の保養をしましたが


つくづく、感じ入ったのは


<似合う服が、ない> という悲しい現実。


きっと、陳列してあるファッションの類は


若くて細い人のためのものが多いのでしょう。


若い女性は、全体に大柄に見えても、ウエストやヒップは細身で


手足も太そうに見えて、実は長いです。


かたや、ワタクシの場合、手足がずいぶんとほっそりとしてきた気がしますが


ウエストやヒップは、もう 試着の段階で


あきらめてしまいます。


出産をして、太る、体形が変わるとは よく言われますが


それとは少し違うような・・・ 筋肉が落ちて


贅肉が増えた、という 典型かなあ・・と 思います。


デザインを吟味しなければ


なかなか 似合う服は 見つけられないと 痛感しました。








イタリアやフランスの洋服のほうが


意外に地味で、オーソドックスで、もしサイズが合えば


中年以上の女性には、着やすいのではないかと、思います。


手足が短い日本人には、お直しが必要ですけど・・・!








箪笥の整理をして、セーターやスカートなどを


畳んでしまいこみながら、


もう、既に閉店してしまったなじみだったお店が 懐かしく


また有難い気持ちです。


店主の方はご夫婦で


ミセスの方が だいたい仕入れておられたようですが


オーソドックスで、流行りすたりが無いものを、と


素敵に ディスプレイされていたり


自作のデザイン画で届く セールの案内を 思い出します。


確かに・・・


そこで買った洋服は、既に10年以上が経っているものもあるのに


今年、着るのが楽しみなもの、ばかりでした。


買った時には、袖を通すのがはばかられたミセスっぽいカーディガンなども


今年は、ちょうどよい着初めです。


年を取ってもなお、美しくありたいと思いつつ


年を取ったから身につけられる落ち着いた洋服に


なんとか 追いついた自分を見つけました。








アンチエイジングや美魔女ブームですが


私は、美しく年を取る、という目標で


それらのブームとは いささか逆方向へ向いて 走ろうかと思っています。