今日は、短大時代の友人たちと鎌倉散策&ランチなのに・・・なんなの、この寒さ・・・ブルブルガーン

いまだにストーブつけてる、新月の朝です。


おはようございます。


午前2時~ボイドタイムなんだって、今回は長いみたいです。

みなさん、お願い事はちゃんとできましたか?

私は、一冊のノートにずっと書いているんですけど・・・なんだか昨年11月あたりに書いたこと、みんな叶ってるぽいクラッカー願い事もコツコツなのねえ・・・わたし、なんて妙なことに感心してしまった。






先日、数年ぶり?に私のトールペイントの師匠が、トリートメントにみえたんです。


で、先生が、「ものすごくうまくなったわねえ・・・プロみたい!いえ、プロねえ!!!」と絶賛してくださったので(笑)いえいえいえ・・・プロなんすけどにひひって、突っ込み返していました。

セラピスト目指すずっと前・・・子供たちがまだ幼稚園とかの昔から習っているので、私のセラピストへの転身はあまりピンと来ていなかったご様子(笑)





しかし、そう、セラピストになってからは、ずっとボディトリートメントとの格闘だったなあと。

今でもそうですけど・・・。

いくら勉強しても満足ということはなくて・・・次から次へと新しい課題が出てくるのが、ボディトリートメントです。


学校~新人時代は、手技と型を覚えるだけで精一杯。

ここの部分でエフルラージュを3回、起立筋に沿って、フリクションを三回下から上・・・なんて具合。


お客様の主訴に対しては、つらいと言う部分の圧を強くするという対策しか思いつかない・・・なんてそんな感じ。


それでも、勤めていた病院内のサロンでは、午前中は人間ドックにいらした患者さんが、おまけについているアロマトリートメントを受けにおいでになるので、毎日4~5人に15分から30分のトリートメントができたことがとてもいいお勉強になりました。


とにかく、プレッシャーのない中で、どんどん数をこなせたのは、得難い経験でしたねえ・・・。

感謝しています。


そんな中で、出会ったのが、筋膜をリリースするという方法。


ちょっと専門用語になりますけど、ごめんなさい。


筋膜というのは、筋肉の束をストッキングのように包み込んでいる、膜のこと。


みなさんのご存じのように、ストッキングって、端っこ一か所よれただけでも、全部がすごく気持ち悪いじゃないですか?それを、ゆるゆるのソフトなエフルラージュで、きれいに整えて、緩めて、緊張を(リリース)解放してあげる。


ご存じのように、骨を支えているのは、筋肉ですから、筋肉が偏ったり寄れたり硬いと、いくら骨の位置を整えても、すぐ元に戻ってしまう。

逆に、骨なんかいじらなくても、筋肉を適切に緩めてあげれば、骨はちゃんと正しい位置にもどる・・・。


と、そういう理屈です。


筋肉の正しい位置を把握し、パーフェクトに密着したエフルラージュを施していくことで可能になります。


ぐいぐいと押されるスパ系の強圧トリートメントが大嫌いだった私には、この方法との出会いは福音でした。

それに、強引さがない、太陽政策的な考え方もとっても好き!


それからは、同じサロンで働いていた同僚と、切磋琢磨の日々・・・

幸い彼女がこのマッサージを教えてくれるすばらしい先生についてずっと習っていたので

私も何回かその先生に単発でレッスンを受けながら、同僚にも教えてもらい、練習していきました。


軽擦法(エフルラージュ)というのは、通常トリートメントの最初と最後に取り入れる、導入部分・・・

「さあ。これからマッサージはじめますよ」のご挨拶的に捉えられる手技ですので、アホみたいにこの練習ばかりってあまりする人いないと思うんですけど・・・


もう、徹底的に、こればかり練習しました。


施術姿勢が悪いと筋膜に働きかけるパーフェクトな圧にはなりませんから、姿勢とベッドの高さも超矯正されました。



そう、エフルラージュはすべての手技の基本で基礎だったんですねえ。




そこからは、しばらくは、あまり小細工?をしない、痛くない、ひたすら緩める、のトリートメントをしていました。




ここの部分は、私にとっても、今の私のトリートメントスタイルの大部分なので、とてもとても大切にしているのです。エフルラージュに始まりエフルラージュに終わる。有難い基本を学んだのでした。



続く