生まれて初めて
「酔っぱらった」のは
学生時代の飲み会
(当時と今とじゃ「合コン」って
言葉の意味合いもずいぶん違うような)
口当たりのいい甘いチューハイを
くいくいあけてさて、とトイレへ
すると便座に座ったとたん頭が
クラっとして、気がついたら側頭部が
トイレの横の壁にあたってた
「あれ~、トイレがナナメに見えるぅ」
その感じが自分で妙におかしくて、
席に戻ってからみんなに
「ねぇねぇ、今トイレでさぁ」と
笑いながら報告したら、何やら数人が
無言で目配せして、飲み会は
そのままお開きに
「え~、なんでなんで~」
と事態の飲み込めない私は
両腕を左右から抱えられた状態
(いわゆる「捕らえられた宇宙人スタイル」)で
店の外へ
「あんた、それ酔っぱらってるんだよ」
「ううん、酔ってないよ~」
「酔ってる人間ほどそういうの」
なんていうベッタベタなやりとりを
電車の中でしたのが懐かしくて
恥ずかしいです